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【無料】札幌記念 全頭診断

はじめに


トムボーイのnoteをご覧いただきありがとうございます。

今週は札幌記念ということで、気分が盛り上がってしまい全頭診断を仕上げてしまいました😇

もしよかったら読んでいってください🙇‍♂️

アイスバブル

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前走函館記念では14番人気ながら2着に好走でした。道中は後方で待機して4角から加速して見事な馬群捌きでスルスルといった形で、しっかり上り最速の脚も使えています。初の洋芝でしたが、洋芝への対応も問題なさそうです。また、戦績を見ても右回りの方があっていると考えられます。ただ、大外をぶん回して勝てる馬ではないですし、今回も内枠を引いて後方に待機してロスのない競馬をして、最後に道が開けるのを待つという戦法しかないと思うので重い印は打てないです(水口Jの腕を信じるか否か)。一方で、末脚を活かすという観点では、瞬発力がより活かせる札幌の舞台はプラスに働くと考えています。

ウインキートス

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前走目黒記念を快勝しました。目黒記念があまりにもスローペースであったため、レースのレベルを疑問視する声もありますが、トップウイナー(プロキオンS2着)、アイスバブル(函館記念2着)、ディアマンミノル(函館記念4着)、ミスマンマミーア(宝塚記念6着)などとまずまずの結果を残しているため、そこまで気にする必要はないように思います。2走前の日経賞も15着と惨敗しているが、3角でカレンブーケドールに思いっきりぶつけられたことが原因なのでこれも気にする必要はありません。常に堅実にいい脚を最後まで使える馬ですのでここでも好走する可能性は十分にあると思います。唯一のこの馬の懸念材料としては、ハイペースになった時に末脚が鈍ることが挙げられますが、今回のメンバーを見るとそこまでのハイペースにはならないので、大丈夫だと思います。

サトノセシル

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元々この馬は逃げや番手にいないと好走できていなかったのですが、前走はスタートでいい位置取りができなかったものの上り2位の脚を使ってクイーンSを3着に好走しました。血統ほぼ素人の僕から見ても洋芝をゴリゴリに走りそうな血統構成ですし、今回大野Jが騎乗停止であるためルメールJへ乗り替わることからも当日それなりに人気しそうですが、函館から札幌への舞台替わりがプラスに働くとは思えません。よりタフな馬場の方が好走する馬ですから、平坦の札幌で上り勝負となった場合に、ペルシアンナイト・アイスバブルなどには勝てないでしょうし、器用に前に付けた場合でもソダシやステイフーリッシュ、ラヴズオンリーユーなどの格上の馬に勝てるとは思えません。今回はよくて3着までなのかな、と思います。

ステイフーリッシュ

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前走京都記念でラヴズオンリーユーの2着に敗れてから6か月半の休養を挟んでの挑戦。京都記念では1000m通過が59.3とハイペースの中、番手を追走して最後まで粘って2着と能力の高さを再度証明した形でした。今回も前目である程度粘って見せ場は作れるのかな、とは思うのですが、不安材料が多いという印象です。まず長期休養明けであるということ。そして斤量が57㌔のときには一切好走していないことの2点です。長期休養明けということに関しては、オールカマーや京都大賞典に向けての叩きと思えます。また、斤量57を背負わされているときに負けているというのは基本的にG1においてということですが、一昨年の札幌記念でも57㌔を背負わされて惨敗していますし、一定程度のメンバーレベルになるとやはり通用しないということの表れなのではないかと思います。

ソダシ

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前走オークスで8着と初の惨敗を喫したソダシ。敗因は距離と1コーナーから外から来たステラリア(ステラリア)と合わせる形になってかかってしまったことにあると思います。今回オークスから400mの距離短縮となるがやはり距離の心配はついてきます。札幌2歳Sを勝っていますし、洋芝の適性自体は問題ないのですが、札幌2歳(1800m)ではラスト1Fで急に失速していますし、今回さらに1Fの延長というのも厳しいように思えます。また、今までも3歳馬は斤量に恵まれる形で出走してきていますが、過去20年で馬券に絡んだのはほとんどが後方から速い上りを使える馬たちで、唯一先行して馬券になったエアエミネムも34.4という上り最速の脚を使っての1着でした。もちろん当時と馬場は違いますし、一概に比較はできないですがソダシは札幌2歳Sで上り36.7でしたのでやはり厳しいと見るのが妥当かな、と思います。

ディアマンミノル

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目黒記念から函館記念へと向かい、4着に好走。好走とは言うものの、4角で大きく外を回す(回された)ロスの多い競馬をしており、もしもう少しロスの少ない競馬ができていれば間違いなく馬券に絡めていたように感じましたし、正直馬自体は結構強いと感じました。今回も同じように後方から大外を回す競馬をすると想定されますが、小頭数&コーナーの緩い札幌に舞台が変わるのは、より末脚を使えるためプラスであると考えます。ただ、前走と同じように直線があと100mあれば。。。といった不発に終わる可能性も十分にある馬なので重い印を打つかと言われれば悩みどころです。

トーラスジェミニ

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前走七夕賞を押し切って勝利しました。七夕賞では1000m通過が60秒8とやや緩めの流れだったこと・最初からハナに行かず番手でしっかり折り合えたこと・外差しが効きづらい馬場だったこともあって展開にも助けられた勝利でした。もちろん、馬の力自体は昨年出走したときよりも進化していますが、今回は他に逃げ馬がおらず、おそらくハナに立つことになりそうですし、先行馬もソダシやラヴズオンリーユー、ステイフーリッシュと強力な馬が控えており、すんなりと競馬ができるとは思えないです。また、札幌記念は基本的に上りが求められるレースですのでどんなに遅くても上り35秒台後半は出せないと通用しないと考えていますので、ここでの好走を期待するのはどうでしょうか。

バイオスパーク

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前走函館記念は先行して、最後多くの馬が殺到する中、なんとか粘りこむ形で3着を確保しました。ただ、この馬自身が強かったというわけではなく、展開やメンバーレベルに助けられた感は否めないです。重賞戦線に加わってきた昨年から上り勝負になるとどうしても分が悪い戦績が目立ってしまっていて、今回は上りの脚が重要になってくる札幌2000mに舞台替わりすることで明らかに条件的にはマイナスになってくると考えています。

ブラストワンピース

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前走鳴尾記念では直線で岩田康誠Jのイン突きが炸裂し、3着に好走しました。鳴尾記念は1000m通過が62秒9と完全なスローペースだったのにもかかわらず、後方から直線でイン突きを炸裂させ、最内を通ってきたのにもかかわらず上り最速の脚で3着まで持ってきていたので、言われているほど能力の衰えというのはないと考えています。僕自身、前走は有馬記念での心房細動からの休み明けだったのでのうっよくの低下を疑っていたのですが、杞憂でした。2年前、勝利した札幌記念ですから適性は言わずもがなですし、その時の勝ち方は(岩田康誠Jではなかったですが)まさに後方から早めに動いてスペースを確保してインを突くという競馬でした。今回も同様の競馬をすればチャンスは十分にあると考えています。なるべく内枠を引きたいところです。

ペルシアンナイト

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前走鳴尾記念を4着でした。ブラストワンピースと同様にスローペースの中最後に追い込んできて4着を確保したといった形です。ブラストワンピースとほぼ同じで適性はあるのであとは過去の札幌記念で好走したときのような競馬ができるかどうかだと思っているので省略します。

マイネルウィルトス

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前走函館記念では好位で競馬を進めたものの、4角から伸びることができず、8着に惨敗。やはりこの馬はスタミナ勝負が得意な馬であって、現在複勝率100%の札幌に舞台が替わっても、上りの脚が求められる今回は、たとえ洋芝適性があったとしても明らかに条件的にマイナスだと考えています。万が一、札幌が不良馬場になった場合は再考しますが基本的には好走するのは難しいかなと思います。

ユーキャンスマイル

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前走天皇賞春では7着と敗北しています。ここ2年は2400m以上を使ってきており、2000mを走るのは、2年前の天皇賞秋以来となります。2000mの重賞である新潟記念では勝利を収めており、距離も射程圏内だと考えられますし、タフな競馬でないと好走できないといった馬ではなく、上りの脚もいいものを持っているため、今回の札幌記念は条件的には合っていると考えます。ただ、2年ぶりの2000mということもあってペース的に、最後まで脚を溜めていられるかという不安は若干あります。ただ、トーラスジェミニもそこまでのハイペースは刻まないと思うのでこの馬でも十分ついて行けると僕は想定しています。

ラヴズオンリーユー

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前走QE2世Cで、グローリーヴェイズやデアリングタクトを抑えて勝利。昨年は不調説がささやかれていましたが(というか明らかに不調でしたが)、今年の京都記念からはしっかり結果を残してきています。近2走で洋芝適性も示してきていますし、正直この馬がここで大きく凡走する未来があまり見えないです。あえて不安材料としてあげるのであれば、大雨が降ってタフな馬場になる若しくはトーラスジェミニ・ソダシ・ラヴズオンリーユーでハナ争い大戦争が勃発したときくらいでしょうか。。。そこまでのハイペースにはならないので先行集団にいれば最後直線で抜け出すだけですし、出遅れても速い上りの脚が使えるので最後差してこられると思います。

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