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UR賃貸 入居後のギャップ③

私が住むのは築50年のUR賃貸。生活音は思ったよりも筒抜けです。

どんな生活音が聞こえるのか、どうして筒抜けの部屋に入居したのかについて書いていきいます。


生活音は思ったよりも筒抜けだった

築50年だと鉄筋コンクリートでも生活音はよく響く

生活音がどんな感じかって気になりますよね。

私の入居した部屋はほぼ筒抜けでした。
鉄筋コンクリートなら防音性がいいと聞きますが、築50年ともなるとそうとは限らないようです。


クチコミサイトで住んでる人の声を聞く

クチコミサイトでも生活音についての書き込みもやはりあります。
私が住んでいる同じUR賃貸でも「静か」という意見と「うるさい」という意見の両方があました。

マンションレビュー
マンションノート

クチコミサイトの紹介

もしかしたらコンクリートの劣化や補修工事などで防音性・音の響き方が建物(棟)によって違うのかもしれませんし、なにより周りにどんな人が住んでいるのかで180度変わる印象。

部屋によるとはいえ、クチコミを見ておくのは参考になります。


聞こえた生活音を列挙してみるとこんな感じになります

建具系の音
・玄関ドア・窓・引き戸・襖などを開け閉めする音(カーテンも)
・トイレのドアを閉めるときのラッチの音
・窓を開けていて風が通ったときに襖が揺れる音
・壁にある電気のスイッチを押す音

家具家電系の音
・洗濯機の振動音・排水の音

台所周りの音
・冷蔵庫ドアの開閉音
・台所のシンクの横のところにコップか何かを置く音
・台所や洗面台で水を使う音、蛇口のを開け閉めする音
・台所周りの扉を開け閉めする音
・重い買い物袋を床かテーブルに置くようなドンッという音
・食卓の椅子を引きずるギギギッというような音

人の声など
・電話の声(内容は分からないけど、笑ってるとか怒ってるとかは分かる)
・くしゃみや咳、欠伸、いびき
・足音


・ベッドかソファにダイブするようなスプリングの音
・模様替えで家具を移動させているような音
・何かをカチャカチャと組み立てている音
・クイックルワイパーが壁などにゴンっと当たるような音
・コードが床を打つような音
・何かが壁などにぶつかるような音

聞こえて当たり前の物音もあればこんな音が聞こえるのかと驚く音もあり、想像以上で驚きました。
またあまりの大きさにドキッとすることもありました。
私の生活音がうるさくて怒っているのかな?と。

しかし、こんなふうに列挙するくらい筒抜けの物件なら何でその部屋に入居したのかと思われそうですよね。

……それは、私が内見で失敗したからです。


生活音が筒抜けなのに入居したのは内見時は静かだったから

私は入居前、騒音トラブルを心配していました。
なんといっても鉄筋コンクリートとはいえ築50年ですから。

なので、内見では壁も床もコンコンと叩き、周囲の生活音がどれくらい聞こえるか注意して耳を澄ませていました。

でも私が内見したときは静かだったんです。

内見中に聞いた音は鳥のさえずりと風に吹かれて木の葉が揺れる音。
あとは引き戸のガラガラッという音(小さめ)でした。


生活音が筒抜けか見抜く方法はなかったのか

今振り返ってみて、この部屋は生活音が筒抜けだと内見時に気づくにはどうしたらよかったのか考えてみたのですが、見抜くのは難しかったと思います。

というのも私が住んでいるこの部屋で ”生活音が筒抜けだと感じる時間” は "URの内見時間外" だからです。

平日の内見可能な時間帯は仕事で留守、土日も出かけるという人なら物音を立てるのは朝と夜。

私は土曜日の14時から16時にかけて何部屋か見て回りましたが、どの部屋も特に気になるような生活音は聞こえませんでした。

本当なら夕方のもっと遅い時間帯も確認したかったのですが、URの内見時間はそこまで遅くはありません。夜の様子は建物の外から雰囲気を眺めるくらい、せいぜいが階段付近での確認が限界でした。


URの内見時間

実はURの内見時間は場所によって違います。
参考までに東京都内のUR物件について2つご紹介します。

東京都江東区の潮見駅前プラザ一番街管理サービス事務所の鍵貸出時間は9:30~12:30

東京都足立区のハートアイランド新田一番街管理サービス事務所の鍵貸出時間は9:30~12:00と13:00~16:00

UR賃貸住宅内の物件ページより(2024/1現在)

中には18時まで対応しているUR物件もありますが、そうではない物件の方が多い印象です。

なので生活音が心配なら、とにかく念入りな内見(複数の部屋を複数回見回る)をすること、そして悪いクチコミが多かったら見送るのが無難かもしれません。

クチコミにはURに騒音について相談したときの対応もありましたのでそれも参考になります。

またURは住み替えのサービスが整っているので、生活音が予想以上であったらそのサービスを活用してすぐに他の部屋に移る心づもりをしておくのも一つの手段です。
(家具家電の買替えは必要最小限にしておく、ネット回線を引くのは様子を見てからにする、など)


騒音対策グッズの利用

入居後に生活音に悩まされて、でもすぐには引っ越せない。
殆どの人はそうですよね。
私もそうです。

なので、物音が気になる時は騒音対策グッズを利用します。
私が使うのは耳栓とノイズキャンセリングイヤホン、イヤーマフの3つ。
それぞれ簡単にご紹介します。


耳栓

安くて手軽に使える耳栓。
選ぶポイントで注意したいのはNRRという数値。
「ノイズリダクションレイティング:騒音減衰評価値」というもので、つまり防音性です。この数値が大きいほど音をブロックしてくれます。


ノイズキャンセリングイヤホン

高くなるけど、その分高性能なノイズキャンセリングイヤホン。
他のノイズキャンセリングヘッドホンを最初は使ってましたが、音を防ぎきれず評判のいいBOSE製品に乗り換えました。とても満足しています。
夏のセミの鳴き声もこれをつけると苦になりません。


イヤーマフ

工事作業用のイヤーマフ。
かなり遮音性が高いので気に入っています。
締めつけは強いのですが、音が神経に触って辛いときに役立ちます。
耳栓との併用も効果的。イヤホンとの併用は大きさの問題で不向き。


まとめ

  • 内見時間の制限から生活音を確認できないことがあります。入居前はクチコミサイトを活用して内見に備えましょう。

  • 念入りに内見することをとにかくお勧めします。それでも入居後に音が気になったらURへの相談、そしてURの住み替えサービスの検討するのもいいでしょう。

  • とにかく音が気になる時は迷わず騒音対策グッズを利用すると精神的に楽になれます。

それでは、「古いUR賃貸」へ入居を検討している方の参考になれば幸いです。

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#騒音
#内見

最後まで見ていただきありがとうございました!