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ご主人様の命令で あなたに汚きたない言葉を使います。 ひざまずいて 私の靴をお舐め ! …
それを貼りさえすれば どこへでも届くという不思議な切手。 どんな遠いところでも どんな危険…
ンバダ ンバダ ンバダ ンバダ ドケタ セネガ モゲタ ヘゲナ オキセネ コゲタ ヌキシ…
君が悲しげな声をあげた時 あわてて君がつけた顔は 上下逆さまだったから …
とある家庭の台所の風景である。 異国の人形を大きくしたような少女が 手前の調理台の上に仰…
こんなとこに夜が隠れている 涙がコロコロ転がるうぶ毛の大地 夕暮れの底に沈んでゆく群…
おれは毒入りの瓶だ。 ちゃんと髑髏マークのラベルが貼ってある。 暗い過去を持つ由緒正しき危険物で これまで多くの尊い命を奪ってきた。 もしおれの言葉が信用できなければ 頭の栓を抜き、おれの中身を飲めばいい。 ほんの少し、唇が湿るくらいで十分。 苦しむ暇もなく、すぐに息絶えるはずだ。 中身が全部飲まれてしまったら ただの空っぽの硝子瓶でしかないが 幸いにも、まだいくらか毒は残ってる。 その証拠におれを持ち上げて振ってみれば 液体に特有の舌鼓のような音がして 「こっ
みどりなす くろかみよ ぬばたまの やみにとけ のけぞりて ふりみ…
なんだろ こけもも よくわかんない スカート制服の高校生女子が うんと 学校と世…
ほんの目の前で若い男女が戯れている。 ふざけて首を絞めたり、鼻をつまんだり。 見せつけて…
それは あいまいなまま 不意に 生まれ そのわけは あとから 考える 願いが叶…
ハネなしチョウの墓を たくさん見つけた それは鼻なしゾウの たくさんの足跡 ハネな…
あは えけけ 崩れてね ゆくんだよ もりぶでん おしまいなんだ 砂のお城が ぽの波にね さ…
家の近くの 森の奥に ピンクの梟がいる 奇妙なことに その肩の上で ピンクの丸い顔が ころころ 転がる 普通の梟は ともかく ピンクの梟は いつも 「今晩は」 と 静かになく Pink Owl There is a pink owl in the back of the forest near the house Strangely a round pink face rolls on its shoulders R