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7 毎年新しいことを学ぶ

46歳・女性・おひとりさまが、最高の50歳になるためにしたい100のことをやっていく体験レポート。

46歳をすぎて、毎年新しいことを学ぼうと思った。

大人は、ある程度知性が求められると思う。

全てをカバーする必要はないと思うし、別に学校の勉強のようなものでなくてもいい。

いくつか、自分の得意な領域で、それなりの知識と考える力を持っている大人でありたいと思った。

私は本を読んだり、文章が好きなので、そこをもっと鍛えたいと思い、今年は脚本の書き方を学ぶ講座に通い始めた。半年の講座で、週1回2時間学ぶ。

リアル会場で学べるのも良かった。
録画されたものを学ぶ講座もいくつか受けてみたことがあるけれど、集中できないし、つまらなかった。リアルの場所で、同じことを学びたいと思っている人との出会いも楽しみだった。

学びを盛り上げるために、テンションが上がるノートを探してみた。

形から入るのは大事!

代官山蔦屋書店をフラフラ見ている時に、出会ったノートがあった。

PLOTTERというブランドだった。

革のカバー、ゴールドの金具、上質な紙のレフィル。
同じ仕様と、同じサイズで、革の種類と色がたくさんある。

素敵だった。
大人のためのノートブランド。

サイトを調べてみたら、トラベラーズノート、MIDORI というブランドもやっている会社だった。この2つのブランドは、ノート好きが作っているブランドだと思う。

全国津々浦々に、誰にでも手に入るようにすることを目的としているブランドとは違う。こだわりが強く、好きな人が、高くても買いたいと思うようなブランド。

これは、スケジュールを書いたり、手帳として使うことを前提とされているものだと思うけれど、私は、この贅沢なノートを、勉強道具として使うことにした。

いろんな革の種類があって、とっても迷ったけれど、グレーとゴールドの組み合わせに惹かれて、こちらを選んだ。手に馴染む、柔らかい革が、すごく良かった。結構薄いんだけど、この薄さもとてもいい。


グレーとゴールドって、最近惹かれる。ゴールドが、ギラギラせず、上品な雰囲気になって、気に入っている。

このお気に入りのノートを抱えて、クラスに行ってみた。

先生は、ベテランのおばあちゃん先生。生徒は若い人が多かった。20代から30代前半が8割、40代以降が2割、ぐっと若い高校生や大学生が数人。

ビジネス界隈では出会えない人たちが多い。アニメーターや、フォトグラファー、本の編集者。脚本のクラスだけあって、みんな、ドラマ、映画、アニメに詳しい。

私は、正直詳しくない。なんならテレビを手放して、10年経つ。

みんなが、話している内容は8割ついていけないけれど、新鮮だった。もはや年齢もだいぶ離れてるし、馴染もうとも思っていないので、アウェイも楽しめる。

そして、大人になるとわかる。

学ぶって、娯楽。

資格試験とかの場合は、緊張感があるけれど、ただ学びに行くだけって、ほんと娯楽でしかない。ただただ楽しい。

シナリオの書き方を学ぶのは、新鮮だった。映画は昔から好きでよく見てたんだけど、シナリオを書く技術を学ぶと、そういう工夫をしているのか!違う視点を得られて、本当に面白い。

しかも、もはや自分で決めて、自分でお金を払って行っているので、主体的だから、前のめりで学べる。

もし、本当にシナリオを書くなら、観てくれた女性が「よーし!!私もやってやるぞ〜!」とワクワクしたエネルギーが湧くような、ガールズムービーを書いてみたい。そんな、夢も思い出したり。

私の週1の贅沢習い事時間になっている。


毎年1個、なにか新しいことを学んでいきたい。

もしかしたら、なにか一つにハマって、1年だけではなく、2年、3年とやることも出てくるかもしれない。それはそれでいいよね。

ちなみに、私が今後学んでみたいことは…

・インドでヨガ
・アートの見方
・インテリア
・リノベーション

今思いつくのは、こんなところ。
インドでヨガは、2013年からずっと思っているので、そろそろ叶えたい。温めすぎだよね。

私のおじいちゃんは、70歳になってから習字を始めて、毎日練習していた。

92歳で亡くなった後に、部屋を見に行ったら、部屋中に練習したお習字がかけられていた。全ての面の壁を使って、何枚も重ねて、かけられていた。

おじいちゃんは、体が動かなくなるまで、いや、体が動かなくなっても練習していたんだろう。

何歳になっても、なにかを学び続けるってすごいことだと思った。好奇心、自分を律する力、成長する意欲、いろんなものがないとできない。

すごいなぁ。
じんわりと尊敬の気持ちが生まれた。

私は、おじいちゃんの習字のように何十年も続けたいと思うものに出会えるか分からないけれど、興味が向く方へ、行動してみようと思う。



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