tomico
2024年読書の記録
2023年に読んだ本と、そのとき刺さったフレーズの備忘録
その日ぐっときた吉井さんの曲とそれにまつわるその日の気持ちとか。
12年前に買ったtokyo bike。無理やり子どもを乗せるチェアを乗せて使い倒すこと10年。下の子が小学生になったのを機に子どもチェアをはずし、前カゴをつけ、泥除けとチェーンカバーもつけ、破れたサドルも交換、ブレーキワイヤーも交換。ピッカピカになってかえってきました。うれしい!
年明けからなんとなく吉井さんから離れてたけど。言葉単体でみるとまたちがうぐっとくる感じがあった。もちろん音楽だから曲とセットでひとつの作品、というのはわかっているけども、なんていうか二度美味しいかんじというか。久しぶりにきこっと。
まさに、NO MUSIC,NO LIFE。ドラえもん映画ではじめて号泣した。愛が世界を救うかどうかは知らんけど、音楽、世界を救ってくれ。
何年か前に作ったトート。ちょうどいい大きさで使いやすかったから毎日使ってたら持ち手が色褪せてそのままお蔵入りしてた。のを思い出してハギレで上からダダっとカバー。まあまあ春らしくてよいのでは。
ビジネス書の類は一切受けつけないのだけどこれめちゃめちゃおもしろかった!ひとり出島には気の持ちようでいつでもなれるし、性に合ってそうな気もした。閉塞感しかない職場でそれを打ち破ることがひとつのミッションでもあるチームに属し心折れそうになる日々だけども!明日への活力!
京都みやげというのでてっきり八ツ橋かとおもったら。「たこ焼きせんべいだよ」と渡された中身はタヒさんのサイン本だった。しかもわたしの本棚にある10冊とかぶってないやつ。せーので引っ張る蝶々結びのうたとはぜんぜんちがう愛の詩ばかり。やっぱりすき。
「麻酔」という詩がすきだとおもった。きみは、私がいなくなると、私が大事だった気がするんだろう。そうやって人はなんとなく どうだってよかったものを忘れられなくなるんだろう。
このひとの生きづらさ、最高。近くにいたらたぶんすきになってる。
平積みされてるからと敬遠せずに読んでみようシリーズ第二弾。ていうかこれもひょいと差し出されたので観念して読んだ。いま読まれてる本ってこんな感じなんだな。というのがいちばんの感想。わたしにはリアルすぎるなー。反動でまったく違うタイプの、でも目立つとこにあった2冊を買って帰宅。
詩でも小説でもないことばたち。最後の話「猫はちゃんと透き通る」と、あとがきを読んで、なんだかすごく、ああ!というとこに到達できた。気がする。タヒさんの本はどれも、あとがきがすごくいい。あ、本編はもちろんよいです。あとがきも含めて1つの作品になってる、とわたしはいつも思います。
いつか読むだろうけどいまは読まない、と話題になった当時は避けていたのだけれど、想定外のとこからひょいと差し出されて、ああ、いまがタイミングか、と思って読んだ。読んでよかった。「必要な遠回りだった」と言えたとき、それは自分の人生を生きたということなんだろう。いまならそれ、わかる。
こないだのチェロ後散歩で久しぶりに行ったSPBSで捕獲。帯にあるとおり、重くて鈍い。そして痛い。でもそれだけじゃない。日記なんだけど他人事じゃない。読んでハッピーになれるわけでも泣けるわけでもない。でも、すごく読んでよかった1冊。そもそもわたし読書にそんなの求めてない。
最近になってやっとクリープハイプがすきになった。今今ここに君とあたし、手と手、HE IS MINE、一生のお願い、I、僕が君の答えになりたいな。この歌詞なら絶対おもしろいだろう、とやっと『母影』も読んだ。休憩が必要なタイプのやつで時間かかったけど。このひとの感覚、やっぱりすき。
チェロのレッスン後、家に帰らずふらふら散歩。ものすごくととのう。人生にはひとりでする散歩が必要。あと音楽とコーヒー。ビールも。こんどはいっしょにいく、とまっすぐ言われて笑う。ふたりでする散歩も必要。ビューティフルに生きて死ぬ、ためのぼくらの人生。
いちばんはじめの「一生じゃないすき」が刺さったので。じぶんがなんでそのひとのことを「すき」なのか、その正体をいつもうまく言語化できないのだけれどそれはそれでいいな。でも「すき」そのものの解像度はあがった気がするな。
みてきた。ずっとすっとぼけてるのと現実と音楽と。決して明るくないのだけど飄々としていてとてもよかった。トーベの女優さんがとびきりよかった。