今回は自分がやってみたいゼミについて書いてみたいと思います。

アガルートではあまりゼミを実施する機会がないので、案として持っているだけなのですが、自分は中上級者向けに「予備試験（司法試験）の問題について自分なりに採点基準を作って、自分が作った採点基準に沿って他人の答案を採点する」というゼミをやってみたいと思っています。

自分が指導をしている経験上ですが、合格に時間がかかってしまう人は、得点に対する意識が低いように思います。

自分も受験時代に得点を取ることは全然意識できていなかったのですが、予備校で採点基準を作ったり、採点基準に沿って添削をするなかで「得点になることを書くことがとても重要」ということに気づきました。

ただ、問題には得点が振られているといっても感覚的にわかりにくいと思うので、自分で一度得点を振ってみればその感覚が少しつかめるのではないかと思っています。

また、自分が作った採点基準に沿って他人の答案を添削することで、いかに得点にならないことを書いている答案の評価が低くなるかを実感できると思っています。

このゼミは合格者にチューター的な役割で入ってもらわないと難しいかもしれませんが、受験生同士でもできなくはないと思います。

ちょとありかもと思った方はぜひ実践していただければと思います。