人の美意識を知るのが好き。
昔から、腕の血管フェチだった。
ほどよく締まった男子の腕にしなやかに浮かび上がる血管。そんな腕の血管は、私にとって目の保養で安らぎ。上からプニっと押してみたい衝動にかられる。(実際に押したことはない)
「フェチ」は十人十色で、自分のこだわりを話すのも、人の話を聞くのも面白い。最近は腕の血管について考える機会は減った代わりに(?)、仕事における美意識についてよく考えるようになった。
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Webの制作会社、動画メディアの企画編集、プロジェクトマネージャー……Web業界に入って以来、様々な仕事に携わることができた。いろんな職種を経験して特に面白かったのは、十人十色の美意識を垣間見れること。
エクセルの資料の罫線は絶対に引かない営業マン。
フォルダ、Evernote、メール、書類、ブックマークなど…なんでもきっちり分類をするプロジェクトマネージャー。
「美味しい」を「おいしい」と書く編集者。
「ノウハウ系のnoteは絶対書かない」と決めてるライター。
タイルの並びにめちゃくちゃこだわるInstagram担当者。
ブランドのカラースキームに合わせてプレゼン資料を作るディレクター。
MVPの制度は導入しないと決めてる経営者。
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美意識に正解はない。そのこだわりを守らなくても仕事は回るけど、その美意識があることによってより質の高い仕事やアウトプットが生まれるのだなと思う。
“SNSデザイナー”として私が心がけているのは、ポジティブなことを発信すること、自分が気に入ったもの以外はSNSに投稿しないこと。
そうそう、スターバックスでは「いらっしゃいませ」ではなく「こんにちは」と挨拶をする。
些細なことだけど、ここにも「お客様と対等でありたい」というプロの美意識を感じられるから好き。
ありがとうございます。いただいたサポートはうつわの仕入れやお店の準備に使いたいと思います◎