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人生の夏休みを経て。

この夏で、社会人になって5年目を迎えます。

同世代は社会人7年目の人が多いけれど、私は大学卒業後フリーターをしていたので、この夏でやっと5年目です。


大学3年で就活をやってみて、でもその時に働いていたスタバが楽しすぎて早々に諦めて。笑

大学を卒業してすぐ、友達と会うたびにみんなは会社の話をよくしていたけれど、正直つまらなそうだったし、なんでそんな思いをしながら就職なんてしなきゃいけないんだろうと思っていた。

さらに興味がないことには1ミリも興味を持てない性格なので。私には会社勤めは絶対ムリだなとも思っていました。笑

そして、周りが思う“普通”とは違う道を進んでいて、話が合わなくなってしまったことに小さく傷ついていたりもしました。


あれから2年。

長い人生の夏休みを経て、会社員になってみたりもした。あんなにムリだと思っていた会社勤めは、今思うとそんなに悪くなかった。

専門分野のプロフェッショナルが各部署にいること、わからないことは聞いて頼れること、会社が契約している有料ツールを使えること、個人ではなかなか挑戦できない大規模なプロジェクトに関われること、経理の人に領収書を渡せば経費計上をしてくれること、毎月25日になればお給料が自動で振り込まれること。

会社勤めをしてみて、組織で動くことの素晴らしさを身をもって知りました。


あれから5年。

会社員もよかったけれど、フリーランスになりました。

毎日決まった時間に出勤しなくていいし、自分の好きな時間に働ける、作業したい時にはひとりでいればいいし、誰かと話したい時にはオフィスに行ったりランチに行く。

確定申告とか案件交渉とかスケジュール管理とか…大変なことも多いけど、フリーランスは身軽で自由で楽しい。


会社員には会社員のよさがあるし、フリーランスもいい。もちろん、長い人生の夏休み期間だったフリーターの経験で得られたものもたくさんありました。

こうしていろんな働き方を経験して気づいたのは、「就職すること」も「正社員になること」も、手段のひとつなだけであって、ゴールではないということ。

だから、あの時は自分だけが世界から取り残されたようで苦しかったけれど、「好きなことする」ことを貫いてよかったのかなとも思いました。


人生には正解がないし決まったゴールもない。

だから、自分が信じる道を進めば大丈夫。


全力疾走もいいけれど、たまにはよりみちしながら。

私は、自分のやりたいことに向かってマイペースに進んでいこうと思った春でした。

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