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確定申告を提出したので思ったことをメモしておく

うららかな春の陽気に気分も高まる今日この頃。

ここ最近、ずっと頭の隅にいて離れなかった大きなタスクを消化しました。


そう、それは……確定申告!!!!!


昨年の6月に独立してからもうすぐ1年が経ちます。当初は「開業届けってなに?」「領収書ってそんなに大事なものなの?(全部捨ててた…)」というレベル感の私だったのですが、1年でだいぶ成長したなぁと感慨深い気持ちです。

今日はやっと確定申告の提出を終えて、思った以上に時間がかかってしまったので、来年の自分のためにも地味に大変だったことをまとめておこうと思います。

※このnoteは私個人の備忘録であり、確定申告の正しいやり方を記載しているものではありません。あくまでも一個人(かなり自己流)のやり方のひとつとして、読み進めてもらえると嬉しいです。


ちなみに、開業届を提出して何もわからないなりにまず私がやったことはこのふたつでした。

1.事業用のクレジットカードをつくる
2.会計ソフトfreeeに登録する

会計ソフト・freeeでは、月額980円(税別)のスタータープランを登録しています。もう少しリッチなプランもあるけど、スタータープランでも今のところそんなに不便はなさそう。

私がfreeeを選んだ理由は、まずは確定申告に関する本を読もう!と思って買ったのがfreeeを使った確定申告の準備の仕方だったから。なので、割とそんな深い理由はなく。笑 会計ソフトはマネーフォワードやMisocaなど、自分が使いやすいUIのものにするのが一番いい気がしています。

クレジットカードは、この本に事業用カードがあると便利と書いてあったので、会社員のうちに楽天カードを作りました。最近は楽天ペイも使ってます。決済可能な店舗も増えてきてキャッシュレス最高と思ってます。

さて、このふたつの準備をしておけば、確定申告なんて怖くない!と思ってたけど、意外すぎるところで時間がかかってしまったので、来年の自分のためにメモしておこうと思います。笑


確定申告とは?

「確定申告やばい…」とこの時期になるとよくみんなは言うけれど、そもそも確定申告ってなんなの?と思ったので改めて調べてみました。

確定申告とは、所得にかかる税金(所得税及び復興特別所得税)の額を計算し、税金を支払うための手続きです。個人の所得の計算期間は1月1日から12月31日の1年間。確定申告書や決算書などの必要書類をそろえ、今年の場合は2019年2月18日(月)から3月15日(金)までに税務署に申告・納税します。人によっては、確定申告を行うことによって「納めすぎた税金が還付金として手元に戻ってくる」場合(還付申告)もあります。(引用元:freee

と色々書いてありますが、

所得=売上ー経費

とざっくり覚えておけばOKです!それくらいざっくり構えている方が、色々考えすぎずに作業できるから。(雑だけど本当にそう思ってます。)

私もこの超ざっくりな概念しか覚えていなかったけど、今年はなんとか乗り越えられた…!


1.売上を管理する

freeeでは請求書を発行すると、売り上げとして自動的に計上されるので、請求書の発行=売上の計上となります。なので、ここはそんなに心配する必要なし。毎月きちんと請求書の発行さえしていれば大丈夫です。

私の場合は、契約更新のタイミングで半年分の請求書をまとめて書いて提出する(毎月の請求書発行なし)のクライアントさんがいたので、そこは毎月手動で登録していました。

あと気になって周りの人に聞いたのは、メルカリやnoteなどの収入。私は開業届をライター業(文筆業)として提出していたため、noteは業務内容的にも事業としての売上に当てはまる。なので売上として計上していました。

メルカリは事業には当てはまらないので計上しなかったです。


2.支出を登録する

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一番大変そう…と思っていたのはこれ!個人事業主の場合は、交通費、交際費、飲食代など営業活動に伴う支出は経費として計上することができます。なので、領収書は金券みたいなもの。カフェで作業した時や、撮影の備品を買った時、今後仕事の付き合いになりそうな友達とのご飯や飲み会などの時も領収書はこまめにもらってます。

あとは、カメラやPCなどの機器類も。レンズは確定申告の強い味方…!

freeeでは、カードと連携することができるので、クレジットカードで支払ったものは自動で経費として読み込むことができます。なので、事業用のカードで支払いをすれば、手動で支出を登録する手間が省けるので、後の作業が楽になりました。

クレジットカードの明細も支払いの証明に入るみたいなので、最悪領収書をもらい忘れても、CSVでDLしておけば安心です。

私は毎月月初に領収書を登録して、なるべくこまめに消化するようにしています。毎月のルーティンにしておくと、確定申告前がかなり楽になるからおすすめ。今年はギリギリの提出ではあったけど、毎月登録してたからここはそんなに大変じゃなかったです。(自分を褒めてあげたい…!)

こういうかわいい封筒があると、作業も捗りそうだよね。


3.家事按分を登録する

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フリーランスの場合は、スマホ、事業所、光熱費など、プライベートと仕事で兼用しているものに関しては経費で計上できます。

freeeでは、各項目ごとに事業用:プライベート用の比率の指定をすることができるので、それぞれ設定します。私の場合、家を事業所としていて旦那と同居していたので、家賃や電光熱費の2割くらいを事業用として計上してました。


そして、地味に大変だったのがスマホの料金。

私はソフトバンクユーザーなのですが、ソフトバンクの公式サイト『My softbank』では、オンラインでの請求金額の確認は、過去半年分しか遡れないのです…!(3月に照会したので、2018年の10月までしか遡れなかった…)

めちゃくちゃ焦ったのですが、いろいろ調べてみたら過去15ヶ月分であれば問い合わせをすれば確認できるそう。カスタマーサポート電話がつながらなさすぎて泣きそうになったけど、あっさりチャットサポートで解決できました。

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便利な世の中だ…。

ちなみに、証明書は郵送でその後発送してもらいました。

4.必要書類を集める

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さて、売上も経費も家事按分も登録して、いざ確定申告〜!!!と思って最後に地味に大変だったのが、提出に必要な書類を集めること。

基本の提出書類はこのあたり

1.マイナンバーと本人確認書類のコピー
2.年金控除証明書
3.源泉徴収票
4.保険の控除証明書

普段、基本紙や広告はすぐ捨てる、本も雑誌も買わない…というルールで生きてる我が家なので、書類の整理は大の苦手…!

おまけに役所の手続きが大嫌いなので、私の最大の難関がここでした!😭まさかの…!笑

私は去年の5月まで会社員だったので、前職の源泉徴収票が必要。これはなんとなく重要な書類だとわかっていたのか、大事にファイルに保管されてて発見できました。

次の難関は、生命保険と医療保険の控除証明書(年間の支払い額が記載されてる書類)の発見。通常は、年末にかけて送付されるそうですが、見つからなくて焦った…でも3度くらい家の書類ファイルを漁ったら発見することができました。よかったよかった…。

最後の難関は、年金控除証明書。これ結論から言うと控除証明書は探したけど見つからなかったんですが、領収書のコピーでいけました。領収書は全月分見つかった…!奇跡…!


そして、終えた確定申告…!

2018年度は、海外への交通費や、カメラ、PC、引っ越しなど高額な買い物が多かったので、経費にできるものも多く、無事(?)還付金が戻ってきました…!

こんなに戻ってくるの!?ってくらいの額でめっちゃ嬉しい。今日はとっても晴れやかな気持ちで眠れそうです。

フリーランスになるとつい忘れがちなセルフチェック。確定申告の準備は大変だし、役所に行くのも本当に苦痛だけど、自分のいまを定量的に振り返るためにも大切な機会だなと思いました。

今年の6月で、フリーランスも2年め。売上だけにとらわれずに、新しい挑戦ができるといいな。





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