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紅茶が生み出す“幸せ時間”。ホットアップルティーの作り方 #紅茶のある風景 #PR

11月1日は「#紅茶の日」。その誕生は文明開化よりもはるかに前、1791年の11月1日まで遡ります。

かつての伊勢の国(現在の三重県)の船頭・大黒屋光太夫(だいこくや こうだゆう)が、ロシアの女帝・エカテリーナ2世が開催するお茶会に招待され、日本人で初めて紅茶を飲んだことが由来しているそう。

その後、1983年に日本紅茶協会が記念日として「紅茶の日」を制定したそうです。


日本に紅茶が初めて輸入されたのは、1887年のこと。上陸当初は上流階級の人々の中での高級な飲み物として親しまれていたそうですが、今では私たちの暮らしの中に深く根付いています。

私の暮らしの中でも、紅茶とコーヒーは欠かせないもの。コーヒーは「仕事へのスイッチ」として、出勤前や打ち合わせの前はオフからオンになるスイッチとしてよく飲んでいます。

対して、紅茶は「優雅な時間」「お菓子と一緒にティータイム」というイメージ。雨の日にゆったりと室内で味わったり、休日にお菓子とともにアフタヌーンティーを楽しんだり。

ティーカップに注ぐ瞬間に立ちこめる香りや、一口飲んだ瞬間に広がる優しい味わいに心がほっと和らぎます。私にとって紅茶のある時間は、優雅でちょっぴり贅沢な幸せのひとときです。


そろそろ寒くなってきて、おうちで紅茶をゆっくり楽しみたい季節。ストレートで飲むのも好きだけど、今回は旬のりんごを使用してホットアップルティーを作ってみました。

ホットアップルティーの作り方
1. りんごをいちょう切りにする。
2. 耐熱容器に入れたりんごを2分レンジで温める。
3. ティーポットに茶葉、りんご、はちみつを入れてお湯を注ぐ
4. カップに注いでりんご入れて、彩りにローズマリーを添えたら完成。

茶葉からじんわり紅茶が抽出される様子を子どもに戻ったような気持ちで眺めたり、本を片手に読書しながら過ごしたり…“何もしない贅沢”を感じられるこの時間も好き。

一口飲んでみると紅茶の優しい味わいの中に、りんごの爽やかな風味、はちみつのほんのり甘い味わいを感じられて、心がほっと安らぐ味わいでした。

トッピングのローズマリーの代わりにミントを添えても◎。はちみつの代わりに砂糖を使用してもおいしく仕上がります。シナモンや、ジンジャーと一緒に飲んだら体がもっと暖まりそう。

ダージリン、アッサムもいいけれど…私のお気に入りの茶葉は“アールグレイ”。ベルガモットの爽やかな香りと、フルーツの甘酸っぱい味わいが相性抜群です。あたたかい日はハーブティーと合わせて、より爽やかに味わうのもいいかも。


紅茶の国・イギリスでは、1日に何度も紅茶を飲む習慣があるほど。ヴィクトリア朝時代の英首相・ウィリアム・グラッドストン氏が残したこんな名言もあるそうです。

“あなたが寒いときは、紅茶が暖めてくれます。あなたの感情が高まっているときは、紅茶が熱を冷ましてくれます。元気がないときは、紅茶があなたを元気づけてくれます。疲れ切っているときは、紅茶があなたをなだめてくれます。”

国境を超えて世界中で愛され続けている紅茶。

大切な人へのおもてなし、そして自分のために、丁寧に淹れられたこだわりの一杯があるだけで、ちょっぴり贅沢で非日常の時間をもたらしてくれる。

忙しない毎日のなか紅茶とともに過ごす贅沢な時間は、これからも私たちの暮らしの中で記憶に残る体験を生み出し続けるのだと私は思っています。

お気に入りのスパイスやハーブで、アレンジを自由自在に楽しめるのも魅力のひとつ。「次の一杯はどんなアレンジにしようかな」と心を巡らせるのも幸せなひとときです。


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