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“共感できる文章”をつくる。心に残るnoteのコツ

今月は久しぶりにいろんな媒体の記事を書いて、公開が楽しみな最近です。

noteのフォロワーも1万人を超え、最近はちゃんと届けたい人に届けられるようになってきたなと思っています。

先日、Twitter(に限らず全てのSNS)の師匠から、こんな嬉しいお言葉をいただいたので、今日はnoteを書くときのポイントを私なりにまとめてみようと思います。

▲noteに限らず全ての記事を書くときに気にしているポイントはこの3つ。今回は以前書いた記事の中でエンゲージメントが高かった「めんどくさがりのすべての人へ。作業が10倍速くなるGoogleの便利な機能」を例に、そのひとつひとつを具体的にご紹介します。

noteを書くときのポイント
1. タイトルにこだわる
2. ワンフレーズにこだわる
3. ひとこと言いたくなるような余白をつくる
まとめ

1. タイトルにこだわる

もっとも大事だと思っているのは、記事のタイトル。Webの記事では、キャッチーでユーザーの心に響くタイトルでないと、そもそも中身すら見てもらえずスルーされてしまうという厳しい側面があります。

自分の記事がSEOからの流入が多いのか、それともSNSからの流入が多いのか。自分の記事の流入経路やそのプラットフォームの特色によって気にするべきポイントは微妙に違うのですが、私の場合はTwitterからの流入、もしくはnote経由が多いので、SEOは気にせずにキャッチーでテンポが良い言い回しになるように気をつけています。

なぜなら、キャッチーでテンポが良いものだと口にしやすく、また口にしやすい言い回しだと、ユーザーの記憶に残りやすいんじゃないかなと思うからです。(これはあくまで持論です。)

そして、その中でも特に気をつけているのはこの3つ。

1. 具体的な数字を入れる👉作業が10倍速くなるGoogleの便利な機能

「作業が早くなる」だけでもよかったんですが、10倍と具体的な数字を入れた方が、飛躍的に速くなるという趣旨がより明確に伝わりやすく説得力があると思ったからです。

飲食店の記事なら「創業から100年」や「300年続く老舗の味」など具体的に数字を入れることで説得力がさらに増すし、まとめ記事なら3つのポイントや3選などと具体的な数字を入れることで、大体どれくらいの記事の長さなのかをユーザーに想像させることもできます。


2. 切り口は3パターン考える👉最適な表現を見つけるために何案か出してみる

私は記事を書くときに最低でも3案はタイトルを考えるようにしています。3案考えるときは、全く違う切り口で考えるのが◎。この記事だと、他2案はこんな感じでした。

案1:めんどくさがりのすべての人へ。作業が10倍速くなるGoogleの便利な機能
案2:作事が10倍速くなる! Webライターなら知っておきたい3つの機能案3:その3分が未来をつくる! 作業が捗るGoogleの便利な機能

2案めでは、Webライターという一番のターゲット層に向けて、3案めでは最初の数文字のかっこよさを重視してつけてみました。笑

でも、Webライターと限定してしまうことで、この記事をクリックしてくれる人がより狭まってしまうかもしれないし、3案めに関しては、なんとなく便利そうだなとは思うものの、具体的に何を紹介したいのか伝わらなさそうだなと思ったので、「めんどくさがりのすべての人へ」と誰でも自分ごと化しやすいようなタイトルにしました。


3. 具体的に魅力が伝わる言い回しを考える👉ユーザーのニーズに答える具体的な言い回しを考える

これは切り口を3案考える時にも気にしていることなのですが、そのタイトルを何も知らない人が、一目見ただけで具体的な内容を想像できるかが最大のポイントでもあると思っています。

Webの記事とはいえ、クリックして最後まで読むのはやっぱりちょっと面倒なもの。なのでなるべく自分のニーズにあっている!と一目見ただけで思えるようなタイトルが目につくのではないでしょうか。

この例のタイトルだと、「めんどくさがりのすべての人へ」で自分でも当てはまる!と思ってもらい、後半で「Google」と固有名詞を入れることで、難しそうと思わせずに「自分でも気軽に実践できそう!」と親近感を演出するのが狙いでした。(たぶんここがSafariだったらまた違ったと思ってる。WindowsやAndroidの人はみんな当てはまらなくなってしまうし。笑)

「絶品」や「最高」などついつい強いキーワードに頼りたくなってしまう時こそ、グッとこらえて具体的に明確に伝えられる表現を探すのが◎です。


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