2024年5月13日　1/3の純粋な勘定

2024年5月14日 09:58

・ゆるめ〜の風邪をひいてしまったので短め……。

・風邪。風邪ひいた。ゆるめの。

・美容院に行って就活用の髪型にし、いよいよ就職活動のほうを進めていくぞというつもりがあったんだけど、ちょっと動くのがだるすぎるため家にいることにした。がんばれば行けた気もするけど、いや、すみません。むりです。雨だし。

・熱とかは「ギリギリ出ない」って感じで、なのでまぁ一昨日友人と会ったりしたけどうつすとかはないかな……とは思っている。

・でもよく考えると全然あの日からコンディションはよくなかった。なんか言葉がなんも出てこなくて、受け答えも終始微妙な感じになってしまっていたし……。帰り道で友人とケンカもしていて、それに関しては未だに「いやだったな〜〜」と思っているものの、僕の反応が一日中ちゃらんぽらんな感じでストレスをためさせてしまったというのもあると思う……。風邪を言い訳にしたいわけじゃないけど、申し訳なかったな。それはそれとしてケンカしたことについては全然まだわだかまっています。

・大学の課題とかをやらなきゃいけないんだけど、どうも体がぐったりしてて動けない。週ごとに書き込める手帳を買ってから「毎日何かしらの予定を埋める」という生活をしていて……一つ一つは今日の予定だった「美容院に行く」みたいに、きわめて大したことないんだけど、それでも向いてなかったのかもしれない。いや、体調の悪いときに自分の気性まで丸ごと判断したものじゃないか。とにかく、気晴らしにこれを書いています。

・こういうとき、けっこうTwitterをやってない弱みを感じるな。MPが足りないときにぼーっとつぶやいたり、TLを眺めたりできない。ほんとうはブルースカイでできないこともないはずなんだけど、う〜ん？今日は一日中床（とこ）です。

・いま気づいたこと。

・おととい、友人と酒を飲んだ。サイゼリヤのワイン。500mlを三人で2つ飲んで、計800円だった。

・その支払いのあと、精算をするときに「200円でいい？」と聞いたら、会計をした友人に「ダメに決まってんだろ」と返される。（あ、意外ときっちりしてるんだな）と思いつつ、「五十円玉がなくて……」と言い、最終的には200円で精算を済ませてもらってしまった。しかし、ここに問題がひとつある。

・計算を間違えていた。

・800÷3を、なぜか、233.33333…円だと思っていたのだった。

・「そんなに割り勘きっちりするタイプじゃないし、33円ならまぁいいか」と思っていた。けど実際は66円だったのだ。いや、四捨五入すれば67円ですらある。

・うわ〜〜〜〜！！！！！！！

・こういうことですごく申し訳なくなる。67円だと知っていれば、それはもう300円出していた。僕かて。なんかそういう閾値があるのだ。しかしその会のあいだずっとみんなが「僕に金がない」という話をしていたのもあって、友人からしてみれば、僕のとった行動は「計算云々ではなくただ純粋に、割り勘で67円をケチった男」にしか見えない。僕は僕で、お金がないことを指摘されまくって、負け犬根性でバッド入ってたし。

・さすがにそれだけが原因とは思わないものの、帰り道での友人がやけにイラついていた理由がだんだんわかってきた。そうか。僕はそんなふうに見えていたのか？

・おそろしいのは、一日経った昨日とかもなんとな〜くこの計算のことを思い出していた辺りだ。（あいつ意外ときっちりしてるんだな〜……）というのが意外で、何回か脳裏に浮かんでいた。けれども、一度も「800÷3は266.666…」ということに思い至らなかったのだ。酒に酔っていたからとかでもなく（そもそも帰る頃は酔いも覚めていた）、シンプルに算数を間違え続けていた。

・帰り道で色んな悪口を言われたのはとても悲しかったし腹を立てていたけど、加速度的に申し訳なくなってきた。しかしいまさら「あのときの会計233円だと思ってたんだけど、実際には267円だったやんな！すまんすまん！」というLINEを送るわけにもいかない。終わった。

・友人はこのnoteを見つけてから、僕に対して「お前ってなんも考えてないやつかと思ってたけど、逆に思ったより色々考えているのに表面に出ないってだけだった」と言ってきたことがある。当初はピンと来なかったけど、いま納得した。こういう、自分で気づいてない過ちが、きっとほかにもたくさんあるのだ。おびただしい量で。

・怖すぎる。

・そうこう言ってるあいだに5時間寝て、翌日になってしまった。これから普通に大学に行かないと。

・昨日は日記も書ききれないくらいだるかったが、いまは少し回復している気がする。熱も低い。でも、少しだけだな。昨日は「『風邪の引き始めに風邪薬を呑む』ということがしたい」という理由だけでパブロンを三回呑んだけど、なんかそのおかげか、ずっと「出きらない」一日だった。その余波をまだ少し浴びている感じがある。

・日記。どう考えても、毎日書いてたほうが書きやすいな。たまに書こうとすると、どうしても「何かあった一日」にしないといけない気がしてきちゃう。毎日書いてたら「今日はなんもなかった」とだけ書いて終わることもできるんだけど……いや、たまに書くようなスタイルでも、本当はそうしていいのか？

・人間は自由だ。

・『fallout』のドラマ版を最終話まで見ました。

・いや〜、とっても面白かった。すごい。こんな作品はなかなかないと思う。マリオの映画とかと同じくらい、原作へのリスペクトや高い再現度を浴びた。まぁ僕は原作に触れたことはないんだけど、それでもひしひしと伝わってくるものがずっとあったのだ。ファンの人と一緒に見てたのもあるけど。

・すごくワクワクしながら見た。話の流れとか、途中「どういう主張に落ち着くんだろう？」とテーマがわからなくなる箇所もあるんだけど、「ゲームが原作」という言葉が、その混沌とした感じを強く補強しているというか……。

・核戦争が起きて世紀末になった世界の話なんだけど、倫理も主張もぐちゃぐちゃになったまま、みんなでただ冒険してただ争ってる感じが、すごくよかった。誰も世界を意のままにできないのだ。ゲームと同じ。そこに、ただ敵がいて、ただ混沌があるだけ。徹頭徹尾「何かを伝えるための装置」としての物語ではなく、「ただそこにある世界」という感じがしていて、それがとても引き込まれた。

・あとマキシマスという、妙に野暮ったい感じの表情をする黒人の主人公（このドラマ版『fallout』は複数主人公なのだ）が出てくるんだけど、こいつのキャラがすごすぎた。異常で。ずっとめちゃくちゃだった。

・自分にはあんなキャラを一から生み出すことは絶対できないし、ほかの人が真似しようとしても、ほとんど無理なんじゃないか。みんなも『fallout』を見て、マキシマスというキャラの「作れなさ」に愕然としてほしい。奇跡的なバランスで成り立っているキャラで、ずっとめちゃくちゃ最高だった。来世はあいつになりたい。

・最近ポケモンGOを始めた。

・ランクはもう19とか。好きなVTuberのナポ・レボリューションさんがたびたびプレイしてて、うっすら「やりたいな〜」と思っていたところ、一緒にやってくれる人がいて、始めることになった。

・この動画とかが好き……。

・始めてみて思うけどかなりおもしろい。ま〜色々、翻訳の品質が最悪に近かったり、人間のグラフィックがやたらのっぺりしていたり、会話の中で急に知らない人の名前を出されたりする感じは、洋ゲーの苦手なところ詰め合わせ！！って感じでとっつきづらいけど……その愚痴さえ吐き出してしまえば、あとはもうひたすらポケモンがかわいい！！！

・こう、ぬいぐるみを愛でるようなテンションでやれるな。本編だとやっぱりポケモンは「敵」の側面が強いと思うんだけど、GOのポケモンたちはこっちに攻撃してこないから、ただただ愛くるしくて良い。GOロケット団がポケモンを利用してるのも、うおおお許せねえ！！！！！！ってなるし。それはそれとしてポケストップから道具を盗んでるのは、僕たちがやっているのと何が違うんだ。

・やっぱり「ポケモン＝草むらに入ると襲いかかってくるモンスター」のイメージが強かった自分にとっては、本編に馴染みが薄い人から見たパブリックイメージの「かわいいポケモンたち」を逆輸入させてもらえてる感じがあって、それがとても嬉しい。みんなこういうテンションでやってたんだなぁとなる。

・「位置ゲー」だからこわくてとっつけないけど、フレンド交換とかしても個人情報が漏れたりしないよな、たぶん。たぶんそうだよね！？

・こわいのでまだ公開しない。そういうの大丈夫な感じだったら、何かしらの手段で僕に教えてください。そんでフレンドになろう。そっからはもう、バチバチに任しといてください。

・なんだかんだ、一日にあったことを書くだけでちょうどいい量になるもんだな。

・昨日はあと、一昨日書いたSkebの納品物の感想（を伴った新規リクエスト）が来て、ホクホクしたりしていました。あまり生きる理由が他者依存になってしまってもよくないと感じるけれど、やっぱりこう、ホントに嬉しいですね。

・いつゲームオーバーになってもおかしくない生活なのにまだギリ生きてるのは、やっぱり、嬉しいからです。変な生き方をしてしまって、自分のやりたいことと現実のギャップに打ちのめされることもあるけれど、こうして人の親切に触れていると、全然いまの生活だって割に合わなくないなって感じる。

・自分のこともちゃんとやらなきゃではあるのだけど、どうせしばらくしたらまたやる気になるだろう。のんきにも程があるけど、どうしてもそこを自分でハンドリングできない。人の親切でギリ生かされている。みなさん（両腕を広げる）、いつもありがとうございます。

・忙しいのが今日でいったん落ち着く……いや、まだ文フリ関係の準備とか、散髪とか就活とか障害者手帳の申請とか色々あるけど、しばらく締切はない。いま受けてる授業の教授が厳しくて、通学時間がそっちの準備に割かれちゃってるんだけど、いけるときは日記をたくさん書きたいなという気がしています。やるぞ！！！

・ピノキオピーの新曲、すごいよかったな……

・完全にもう終わる感じだったけど、そういや最近はもう一個やったことがあった。久しぶりに、他大の詩歌会の歌会に短歌を出したのだ。

犯人が殺人現場で髪を切る　探偵に恋してほしいから

・こういう歌をよんだ。

・全員分のが揃った詠草を見て、なんというかぶっちゃけボロ負けだったけど、久しぶりに普段使わない脳の部位を使った気がして、楽しかったな。「普段短歌をやってないやつの書いたやつ」って感じで露骨に浮いていたけど、それはそれとして、平易な言葉だけを使って何かを言うのも、やっぱ気持ちいい。

・ウミガメのスープやサイコパス診断みたいなノリを意識して、「なんで恋と散髪が関係してるんだ？？」と思ってもらおうとしていた。理由は「殺人現場に自分の髪を残すと、証拠としてじっくり見てもらえるから」だ。あと、「警察が時間をかければDNA鑑定で味気なく事件が解決してしまうので、探偵側は早く真犯人を推理しないといけない」と焦らせるようなところもある。シチュエーションとして嵐の山荘を盛り込みたかったのだけど、どうしても音数の都合がつかなかったのでボツにした。

・結局歌会には行けてない。代わりに公表をもらっていて、うれしい。短歌の楽しみ方を履き違えているような気もするけれど、やりたいことができてよかったですね。これにて今日の日記は終わりです。