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今年もセルフでサマーカット

最近トリミングの予約が取りにくくないですか?
一昨年でしょうか、我が家の老犬シェルティーを年に一度のサマーカットにするべくいつものお店に予約を入れようとしたら、全然空きがないとのことで、急遽他のお店も当たることにしました。
が、なかなか空きのあるお店が見つからないし、見つけたら見つけたで老犬なので健康診断書をつけて欲しいと言われたりしまして、これはこれで大変難儀しました。
その時はなんとか行きつけのお店でカットできましたが、その頃はもう暑くなり始めたタイミングでしたので「これは自分でカットした方がいいんじゃない?」となりまして、思い切ってプロ用のバリカンを購入しました。


ファーストインタナショナルアソシエイツ F.I.A のバリカン

以前、ホーム用のペットバリカンを使ったこともありましたが、シェルティの毛量にバッテリーが持たず、刈った毛はブレードに挟まりまくりで大変難儀したので、今回はプロ用一択でした。

バリカンもスピードという機種と、このシャークの2種類があり、どちらにすればいいかわからなかったので F.I.A の方に相談してみたところ、こちらのシャークがいいでしょうとのアドバイスをいただきこちらに決定しました。

使ってみた感想は
・とにかくパワーが段違い
・切れる!
・仕上がりが綺麗
・早い
です。

素人作業ですが、

納得の仕上がりに驚きました。素人でこれなら合格です。
これで作業時間は1時間くらいです。

しかし、今年に入ってから、どうもバリカンの調子が良くないのです。
途中でブレードが動かなくなることが頻繁にあり、オイルをさしてもあまり効果がない状態でした。
そこで、今年に入りメーカーさんにて点検をお願いしたところ、バリカン本体には問題はないとのご連絡をいただきました。恐らくブレードの問題だろうと。

考えてみれば、バリカンを使う時期は一年のうちの半年余りでその時期以外はしまいっぱなしなので、この使用頻度のせいとオイルが効いてない状態で急に使い出すとブレードが焼き付いてしまうのかもしれないです。


主に4F 9.6mmを使用しています

そこで、まずは正しいお手入れをもう一度勉強し直しました

海外のHow to

この方のTipsはタメになりました

ブレードについている"F"は"Finishing" の意味で、それがついていないブレードは扱いが難しい(危険)なので"F"のついているブレードを選びなさい、とか刃先が"chipped" ばらけたらすぐ捨てなさい、など勉強になります!

また、バリカン(クリッパー)やブレードの寿命を延ばすために使用毎に清掃し、ブレードの接点 "friction points" にほんの少しだけ(犬にオイルがつかないように)オイルをつけ、冷却材を適宜に使用すること、なども教えてくれています。

そしておそらく手作りのオイル差しなど「ほぉぉぉぉ」です。くれぐれもオイルのつけすぎには注意だそうです。
またLaubeのブレードを素晴らしい "fantastic" と評価しています。

他にもTips満載の動画です。おすすめです!

そしてこちらの動画

毛詰まりしないクリッパーの使い方、復活の仕方など勉強になりました。
私、クリッパーの使い方も間違っていたみたいです…
毛詰まりさせないためには、ブレードは浮かせてはいけないのだそうです。


ということで、今年のサマーカットは

こんな感じです。ちょっとムラがありますがまあいいでしょう。

老犬の負担を減らすためのセルフカットなので、仕上がりよりも時短が大事です。
今回はカット中に何度もブレードの清掃で時間がかかってしまったので、追加でブレードを注文しました。
これで、毛詰まりした時はつどつどブレードを交換して乗り切る作戦でしたが、替え刃が欠品中とのことでした! 今いつ来るかわからない感じです。

追記 先日商品が入荷して、早速発送していただいたとのご連絡いただきました! FIA様、迅速な対応ありがとうございます!

しかし、ブレードの使い方が毛詰まりの原因だと判明しましたので、次回はその点に注意しながらカットしてみたいと思います! 

そしてこちらの動画


機種は違いますが、おなじF.I.Aのクリッパー(バリカン)でトリマーさんの指導を受けながら飼い主さんがセルフカットをしている動画です。

セルフカットをしてみて感じた一番のメリットは、犬の調子を見ながら自分の都合でトリミングできる点に尽きると思います。
仕上がりはプロにかなうわけがないのでそこは深追いせず、大体出来ていればよしでいいと思います。

しかし肝心の時短を追求するには、プロ用の道具を使った方がいいのかな、と個人的には思います。あと正しい使い方を守ること、これにつきます。

今回の反省を踏まえて、次回はもっと安全慎重かつ要領よく仕上げていきたいと思います!

というのも、今回ブレードの手入れでちょいちょい刃先をいじっていたら、気付かぬうちに右手の親指に切り傷がたくさんついていました。
プロ用は半端なく切れるんですね。

調子に乗って犬に怪我をさせては本末転倒なので、この点重々注意していきたいと思いました。以上です!

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