BeatlesのNow and Then

昨年beatlesの最後の新曲として、Now and Thenがリリースされました。

私は小学生時代からbeatlesのファンですので早速You Tubeで見たのですが、嬉しさでもなく感動とも異なる何とも言えない感じを覚えました。

わかるんだけど、何か違うんだよな…。
こう感じた人も多いと思います。


デモテープで残されたJohnの音源を、Anthologyプロジェクトの時には技術的な問題で途中で断念したJohnの声の明瞭化を現代のAI技術を用いて実現、プロジェクトを再開しPaulとRingoが音をかぶせ編集して作り上げた一曲…。

でも、1ファンの身勝手な定義からすれば、やはりこれはbeatlesではないんです。Paul達の突っ込みに対するJohnの返しがないからです。1ファンの希望的希望からすれば、Johnがメロディや歌詞そのものやアレンジに対するPaul達の意見を受けその意見を取り入れ変更する、或いは聴き入れず変更しない、いずれであったとしても、4人が同じ時間を共有して完成したものであって欲しいからです。Paulが原曲の一部をカットしてますが、果たしてJohnはカットを果たして生きていたら了解したのだろうか?そもそもJohnがこの曲を世に出さなかったことが彼の意思なんじゃないか?とも思うのです。

今回リリースされた映像を見ると、技術の進歩でできる様になったからなのでしょうが、若いJohnと Georgeと年老いたPaulとRingoが共演している映像がありますが、これはPaul達のメッセージだと感じてます。

これは偽物さ
わかっているとは思うけどさ
もう終わりさ、beatlesは
騙されるなよ
真実を自分で見つけ出せ
良い時代だった
ありがとう

と妄想で考えてしまいました。

こちらこそありがとうbeatles。

これからの時代は混沌の時代ですね。何が大切なのか?何が真実なのか?

独りよがりの雑感でした。
先日テレビで放映されていた映画yesterdayは面白かったです。

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