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ビューティー・インサイド

週末の休み自分一人だけ自宅にいたので何か好きな映画かドラマでも観ようかかとfireTVをスイッチオン。今更気になるパクソジュン関連でおすすめに上がって来たビューティー・インサイドを視聴しました。

韓国ドラマでたまにあるトンデモ設定。毎日目が覚めると性別、国籍、年齢問わず違う人になってしまう奇病を発症している家具職人ウジン。日々今日はここまでと、その日の自分を撮影しパソコンに記録して行くが、毎日違う顔。但し外見は入れ替わっても心はリセットされず、また家具職人のスキルは継続されるようで、ある日家具屋のイスに恋をする。

このイスは誰に対しても同じ接客態度であり、家具に対する愛情が深く、そんなイスの存在に気付いたウジンが、イケメンのパクソジュンになった日に、イスに告白し、二人は恋に落ちる。色々な男に愛されると言う特殊な体験が出来るとも言えるのだが、毎日毎日入れ替わる恋人を受け入れるのに混乱が生じるイス。当たり前である。新しい一日が始まるとイスは昨日のウジンを探せない、一緒に時を過ごした記憶があるのに彼の顔を思い出せない。周囲からも毎日違う男と歩いていると噂が立つ。毎日顔が変わるウジンを探し当てることは不可能。薬を飲むまでに体調を崩すイス、そんな彼女に迷惑をかけまいと距離を取るウジン。

いやぁ泣ける。あり得ない設定だけど、完全にイスに感情移入して、涙が込み上げる。最後まで奇病が治る、魔法が解けることは無かったが、家具好きの二人が奇跡を起こす。いやぁあり得ない話ですが実に意味深な恋愛映画です。もちろん中身も大事だけど、外見は中身を映す鏡であり、外見込みで人は恋愛に落ちるんだろうなと考えさせられました。上野樹里が出演していて驚いた。しかも結構あれって重要な役所。面白かったです。

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