社会人である前に

私達は 小中高 大学を卒業後 大多数の人が『社会人』デビューを飾る。
年齢を重ねるほどに 責任も重くなりがちだ。
だからこそ 思うことがある。
それは それだけ ガス抜きが必要だということ。
人が違えば 全然違うことだろう。
星の数ほどある方法の中から 何かを選んで それに興ずる。
そして 集まった人と 意見や杯を交わして 癒しをもらう。
私は お酒が好きだ。
でも それは お酒自体が好きというよりも その空間が 大好きなのだ。
普段の顔を知らなかったとしても その時の笑顔を向け合う。
そうして 積算していく 燃料が 人を突き動かす。
紛れもない事実。
ここからは 個人的な お話になっていく。
私は 割りと飲みの席に呼ばれることが多いし よく誘う。
私の僅かなお小遣いでは 到底 カバーできない 現状がある。
それでも 私は恐れずに行くことにしている。
すると 誰かが言うのだ。

「仕方ないなぁ…次 サービスしてよ?」

そういって 私の支払いを済ませてくれるのだ。
半端じゃなく 恵まれている。
更に こう続けてくれるのだ。

「来てくれたことが 何より 嬉しい。」

そう一言。
胸がいっぱいになって 毎回 泣きそうになる。
たまに 本当に泣いちゃう。
そんな私をみて 彼らは 嬉しそうに微笑む。

「ありがとうございます。」

「金は あるやつが出せばいいんだから。」

そんな惚れてしまいそうな 言葉を惜し気もなく 放ってくれる。
消極的で 周りに迷惑をかけてはいけないと 学校でも 社会でも 教えられた。
でも そうじゃなかった。
その人が出来ることを 仕事とプライベートの垣根なんて 考えずに 行動することに意味がある。
そう 教えられた。
確かに幼い頃は やっていい事と やってはいけない事の 分別って 正直 難しかったりする。
だからといって 自分を抑制することとは 別問題なのだ。
一緒にいる人達を大切にしながら 自分が得意な分野になったら おもいっきり やればいい。
答えは とてもシンプルで 誰にだって 出来ること。
何かに悩んだり 躓いたり しながら 必死に頭を回そう。
そうして 導き出された 答えは『愛の結晶』に相違ない。
あなたと私も 出来ることを していきましょう!
そうすれば 新しい明日が来ることも 悪くないなぁなんて 思えるはずだから。

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