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映画『アメリカン・アニマルズ』から学んだこと

映画『アメリカン・アニマルズ』を観てきました

アメリカで実際にあった大学生の強盗事件をストーリーと、本人達のインタビューが交互に行き来しながら描かれる作品

この映画で1番印象的なのは、実際に犯行を行なった本人達の後悔した表情

この映画を観ると、そりゃあ後悔するよねということが痛いほどわかる

まず犯行動機が、「どうしても大金がないと死んでしまう」など切羽詰まった動機じゃなく、「何かを成し遂げたい」や「平凡な日常に刺激がほしい」など、犯罪じゃなくてもいいだろと思う動機

この犯行動機と同様、犯行計画も本人達にとっては頑張って練った作戦なんだけど、世の中そんなに上手くいかないし

何より、計画の段階で今回の犯行を辞めるタイミングがたくさんあったのに、変な見栄やプライドを張り辞めることが出来ず実行し、そして逮捕

およそ7年の懲役刑をくらうという、なんとも「このバカチンが!」と金八風に言いたくなるような結末

そして彼らが1番後悔していることは、計画が失敗したとか、捕まったじゃなく、被害者をだしてしまったこと

ある女性を拘束し傷つけてしまったことに対して

申し訳なさと後悔のなんともいえない、演技では絶対に表すことが出来ない表情を本人達が浮かべ

それを観てると、この後悔は一生消えず、これからも背負い続けていくことが凄く伝わる

「昔悪いこといっぱいやったけど、今改心していい人生を送ってます!イェーイ!だからみんなも頑張ろよ!」みたいな描き方をせず、きちんと現実を見せてくれる終わり方でその点も好きでした

最後に、この映画から学んだことは

①メンバーの目的は一致させる

②計画は念入りに

③チャラい奴に仕切らせると、ろくな事ない

ということ

特に③は、数年前、合コンをチャラい奴が幹事をやると言い出し任せたら、店を予約し忘れたじゃなく、そもそもしなかったという経験があり、店の前で40分待たせれたことを思い出し今書いていてその時の怒りまで思い出してしまいました

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