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過去の私。 恋愛編

前書き。
LGBTQについての話もあります。私が『バイ・セクシャル』という両性愛者なので。
バイ・セクシャルの視点が入りますが、多分、性的マイノリティの為に苦しんでいる方の力にはなれない記事になります。
私は彼女から、結果的に逃げてしまったから。

あと一応。
私の恋愛は、恋人になった人に関しては全員がネット世界で出会った人たちです。男性3人(旦那含む)、女性2人と付き合いました。

鬱の症状が強かった時期のことも書いています。
そして長いです。


私は今まで、男性に対しても女性に対しても恋心を抱いてきました。
男性を好きになることの方が多かったですが。
何にせよ恋の多い人生でした。いやまだまだ生きるつもりですけれど。今は旦那が居ますからね。

最初は淡い恋心。小学3年生くらいの時まで同じスイミングスクールに通ってた男の子に片想いでした。
その子は保育所が一緒で同い年で、仲良くしてくれてました。
その子、保育所ではとてもモテていましたね。
無口な私に沢山話しかけてくれて、何故か時々擽られて、楽しかったです。
私がスイミングスクールを辞めて、交流は無くなりました。

そういえば初めて、というか唯一ラブレターを貰ったのも小学3年か4年生の頃でしたね。
同じクラスの男の子で、全く意識をしたことは無かったんですが。
私その頃友達が居なかったのかもしれません。
休憩時間、教室にあった鳥の図鑑を見ながら鳥をよく描いてて、他にもオリジナルのキャラクターも描いてたかな、よく机の下に絵を描いた紙を落としてたんですよ。
ある日、その男の子は私の机の上に紙を置いて、私はまた落としたやつを拾ってくれたのかな、と思ってお礼を言って、見たら折り畳まれた紙切れで、開くとラブレターでした。
その時イジメに遭ってた私はイジメの延長だと勝手に思い込んでゴミ箱に捨てちゃいましたけど。
男の子は頑張りました。ゴミ箱からラブレターを拾って再び私の机の上へ。
でも私も思い込みは激しいので、再びゴミ箱に捨てましたよ。
その後は何事もなかったです。まあ当たり前ですね。

次の恋は小学5、6年生の頃。
同じクラスの、これまたよくモテる男の子でした。
細身で優しくて気さくで、運動がよく出来る子でしたね。
体育の授業でバスケットボールなんかをやってると、いつもその子を目で追いかけてました。
ただ、私の仲の良かった女の子のことが好きだったらしく(その女の子もよくモテてた)、失恋でしたね。その女の子に、私の好きだったその男の子から告白されたという相談を受けまして、「無理!」とか言ってしまった記憶があります。
私の恋心はだーれにも打ち明けていませんでした。

中学生時代は片想いの記憶が無いです。もしかしたら保健体育の若い女の先生かな?今も夢に出てきたりします。

高校生時代も、恋の相手は先生でした。美術の小柄な男の先生。
結婚してましたけどね。
私、高校生になってから本気で美術の勉強をしまして、素描(デッサン)の時間に濃さの違う3本の鉛筆を指に挟んでたんですが、先生に「三刀流やな」とか言われただけでキュンキュンしてました。
あと文化祭の時、クラスで演劇をした時に照明係になったんですが、何故かその先生が照明の所に居て手伝ってくれました。あの時は最高の気分でしたね。

短大は女子大でした。
同じコーラス部の先輩(私と同じ美術デザイン学科)に薄ら惹かれてました。
その先輩が作った作品のモチーフと同じものを卒業制作で使ったりしました。いや、そんなに強い意識は無かったんですけどね。

そんな短大生時代に、「彼氏が欲しい!」って思い立ち、ネット掲示板に書き込みました。私、行動力はわりとあります。
それで連絡が来たのが、後の初めての彼氏。
私はその頃からあまり化粧をしなかったんですが、スッピンでも付き合ってくれてましたね。
ただ。
性的な行為を、会う度毎回毎回求められました。えーと、どう書けばいいかな、軽い行為のみでしたが。
ただ、それがメインになってました。
まあ私が無口なのも影響してたんでしょうけれど。
数ヶ月付き合って、私から別れました。

次はいつだったかな…順番が分からないんですが。恋愛の話は、ほとんど誰にもしてませんでした。する相手も居なかったです。

初めての彼女は、関東の子でした。
その頃の推しグループが同じで出会い、仲良くなって、恋愛しました。
…いや、説明がとても難しいんですけれど。
女の子ばかりのとあるネット世界がありまして。つい最近まで私の居場所で、現実逃避の場所でした。
その世界で昔出会った女の子。
その世界には同性愛者や両性愛者も居まして、恋愛もわりと盛んでした。
彼女に駅前で、人が居ない隙をついてキスされたことがあります。彼女は少しいたずらっ子のような所がありました。
ただ、今思うと私にとって、もしかしたら彼女にとっても、あの恋愛は勢いだったのかもしれません。
1度会っただけで、私から切り出してお別れしました。

2人目の彼氏は、1人目の彼氏同様ネット掲示板で出会いました。
その人は歌が上手かったですね。昔バンドを組んでてボーカルをしてたらしいです。勿論趣味で。
でも私の恋愛は長続きしません。
その人とも数ヶ月で別れました。

2人目の彼女は、本当に、真剣に好きになった人でした。
またとある世界で出会った、推しグループが同じだった同性愛者の女の子。
大きなトラウマがあって、男性恐怖症になった女の子でした。
男性恐怖症でも、男性アイドルは推せるんです。勿論人それぞれだとは思います。
彼女は絵が上手で、私は少し嫉妬もしていました。そんな人間なんです私は。
彼女とは凄い遠距離でしたが、2回、会ってデートしました。
4泊5日した時は、帰りに1人になってからめちゃくちゃ泣きましたね。
彼女と2人で夢物語を話したりもしました。いつか一緒に住めたらいいね、なんて。
彼女とは、メールは毎日、電話も頻回に、手紙のやり取りも何通もしてました。
でも、私は彼女のことを沢山振り回したと思います。
1度お別れして、数ヶ月してまた復縁を申し込みました。
自分勝手な私のことを、彼女は受け入れてくれました。
多分合計1年くらい付き合ってました。
別れた理由は、現実を考えてしまったから。
私には、彼女と恋愛する資格がない。
そう思いました。
同性愛を貫き通す、そんな勇気が私にはありませんでした。
彼女を支えられる自信も全くありませんでした。
大好きな彼女と、大好きなままお別れしました。そして彼女はまた私のわがままに付き合ってくれて、友人付き合いが始まりました。
で。
それが20代半ば(多分24、5歳の頃)で、ちょうど私は生きる意欲をこれでもかというくらい失っていた頃でした。
介護士時代1年目、私は広島に行き、自分の人生を終えようとしました。
失敗に終わり家に帰ると、彼女の連絡先を知った母が彼女に連絡をしていて、私は彼女と実家の電話で話しました。
彼女は泣いていました。
自分のせいじゃないかと思って不安だったらしいです。
私は謝りました。そして、少し嬉しくもありました。私にはもう、彼女という友人が居るんだ、そう思うと心強かったです。
でも。
私はその後精神科に通い始め、それを彼女に伝えると、彼女はどんどんと私から離れていきました。
凄く、悲しくなりました。
理由は他にあったのかもしれませんけど(というかそう思いたいですけど)、精神の病んだ私は、彼女にとっては不必要な存在なのだと思いました。
彼女のことをキッカケに、私は女の子との恋愛をしなくなりました。

その数年後、恋をしました。
同じ介護士の先輩だった、私より20も歳上の男性(Nさん)。
童顔だったのでそんなに歳が離れてるとは思っていなかったんですけどね。
歳を知った時は少し驚きました。
気になったキッカケは、私の後に入ってきた女の子の、こんな質問でした。
「餅さんはこの職場の中で気になる人とか居ないんですか?」
私はその時、インドネシア人で2つ歳上の介護士の男性(Kさん)の名前を挙げたんですけどね。
その人は既に婚約者が居たので、他には?なんて聞かれて。
女の子「Eさんは?(別のインドネシア人介護士の名前、私の1つ歳上)」
私「EさんよりKさんかな(ゴリ押し)」
その後何人か名前を挙げられ私は否定をしまして。
女の子「じゃあNさんとかは?」
って聞かれた時ついつい、
私「そっち?」
って言ってしまいました。
Nさんは、とても柔らかい雰囲気で、職員たちに少しからかわれることもあったんですよね。
『オネエ』
なんて。
勿論、悪意は無いんですよ、Nさん本人も笑ってたし、もしかしたら内心気にしてたかもしれませんけど。
でも、「そっち?」って口にしてから彼のことを意識しはじめました。まあ、書いてて自分でよく分からない理由だなとは思います。
彼は本当に優しくて物腰柔らかで、よく慌ててミスなんかもしてましたが、可愛かったです。
因みにEさんには、遠回しに言われたんですけど、女の子に私と同じ質問をされて、私だと答えたみたいです。軽くモテました、やったね。でも、だから女の子はEさんの名前を出したんだなあ、って納得しましたね。
で、Nさんの話に戻ります。
私、彼にわりと真剣に恋してて、メールのやり取りも少しするようになって、いつも彼からの連絡が楽しみでした。
時々彼に車で実家のある駅まで送って貰ったり、彼との時間は凄く幸せでした。
同じ施設で働いてた看護師さんに少し、彼のことを薦められたりもしました。まあ恥ずかしくて流しましたけど。
だがしかし。
だがしかしですよ。
突然彼は結婚しました。
しかも私と同い年の子らしい。
彼には彼の交流がありまして、趣味仲間の1人だったらしいです。
まあちょうどその後ですよね、夜勤明け、介護士の主任さんと仕事のことについて2人で話し合いをしてた時に、私が気を失ったのは。
注意を受けたりしてて、なんかの質問でNさんのことが頭に浮かんで。
その瞬間に気を失いました。
気がついたら施設の担架に乗せられようとしてました。
凄いね、強い恋心が散ったらそんな影響も出ちゃうんですよ(まるで他人事)。

そして疲労感。

旦那のことも書きたいのにもう、長くて大変(ここまでで約4000文字)なので、旦那のことは旦那編っていう記事を作ります。
全部書きたくなるのは、私の悪い癖なのかもしれませんね。細かく言うとこれでも削ってる恋バナもあります。
別に後悔はしませんけど。書くと自分のことを見つめ直せるから。
自己満足です、何が悪い。

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