女性の入りやすさ（5点満点中2点）
★★☆☆☆
女性はちょっと入りにくいかもしれないけど、露天風呂は★★★★★です！

水上温泉 天狗の湯 きむら苑の紹介その1です。

現在は日帰り入浴のみ営業中

2012年に宿泊、2013年に日帰り入浴で訪れたことがあったのですが、2024年2月、11年ぶりに再訪しました。
きむら苑のホームページは以前あったはずなのに、調べても見つからないので、もしかして廃業しちゃったのかな？と思っていました。
電話をしてみると、日帰り入浴はやっているとのことなので、行ってみることに。

宿泊棟の入り口は閉まっており、インターホンを押すように書いてあります。
インターホンを押し、しばし待つと…
どこかから「おーい、こっち！」と声が。
振り向くと、きむら苑のご主人でしょうか、おじいちゃんが窓を開けて、こたつの中から呼んでいました。
もともと宿泊棟だった部分はもう使われておらず、自宅のほうで日帰り入浴の受付をしているようでした。

そこでお金を払い、「もう泊まりはやっていないんですか？」と聞いてみました。
すると、もう年齢的に難しいこと、人を雇うのも大変だという話をしてくれました。
「昔、泊まりに来たことがあるんです」と言うと、「えっ、本当に？」と驚いていました。
「もう一度泊まりたかったので残念です」と伝え、露天風呂に入りに行きました。

開放感のある広々とした露天風呂

とにかく広くて素晴らしい露天風呂です。
裏を返すと、開放感がありすぎて女性はちょっと入りにくいかもしれません。バスタオル着用で入浴可能です。
脱衣所は男女別ですが、脱衣所を一歩出ると隠れるところがない！という状態です。
ただ、広さがあるので、他のお客さんがいても離れてお湯に浸かることができるかなと思います。

現在も2012年当時とほぼ変わりありませんでした。
左側が女性用脱衣所、右側が男性用脱衣所。
男性用にはのれんすらかかっていません。丸見えです。

脱衣所の近くは温度が高めで、そこから離れるとどんどんぬるくなっていき、長くゆっくり浸かっていられるお風呂です。

11年前にはなかった貼り紙

受付にこのような貼り紙がありました。
同じような貼り紙が露天風呂にも多数貼られていました。
恐らくマナーの悪い不埒な輩がたくさんいるのだと思います。
2012年、2013年当時にもそういう入浴客がいるという噂はちらほら聞いていました。

この先もずっと素晴らしい混浴温泉を残していくために、ワニだけではなくカップルや夫婦で来られた方も、マナーを守って温泉を楽しんでもらいたいと思います。

私たちが帰るときにはこたつでうとうとしていたおじいちゃん、いつまでも元気でこの混浴温泉を守り続けてください！
また絶対に行きたいです！

つづく。