以下の記事でネタにした Google Chrome と Microsoft Edge の 2022年 2月のアップデートによって、TLS 1.0 や TLS 1.1 での通信がサポートされなくなった件ですが、Microsoft Edge の「Internet Explorer モード」を利用すれば、Windows パソコンがあれば解決できると思ったのですが、なかなか一筋縄ではいかないようです。

というのも、グループポリシーなどを利用して、組織で端末（Windows パソコン）が管理されている場合には、以下のようなポリシーによって「Internet Explorer モード」が制限されてしまうからです…

• InternetExplorerIntegrationReloadInIEModeAllowed
  Internet Explorer モードで未構成のサイトを再度読み込みできるようにする。

• InternetExplorerIntegrationSiteRedirect
  Internet Explorer モード ページから起動したときに未構成サイトへの「ページ内」ナビゲーションの動作を指定する

「Internet Explorer モード」が利用できない場合には、上記のポリシーがどのように設定されているのかを、以下のページを参考に、しかるべき管理者に確認してもらいましょう。

もっと早く、Web 系のシステムを更新していればよかったのですが、システムの更新はなかなか簡単に行えなくて…　この「Internet Explorer モード」で、何とか来年度（令和 4年度）を乗り切れるといいのだけれど。(^-^;