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『ペット2』『チャイルド・プレイ』感想走り書き

『ペット2』
 イルミネーション制作の3DCGアニメシリーズ第2弾。監督は前作に続きクリス・ルノー。ハリソン・フォードが農場の番犬ルースター役で登場します、ということを知りながら時間の都合で吹替版しか観れず・・・。ルースター役は内藤剛志でした。内藤剛志の声優出演作といえば『ゲド戦記』のハジア売りですよね!フェミニンな見た目から漏れ出るダンディーボイス!ミスマッチが生む薄気味悪さがなんとも印象的。映画『ペット2』はTOHOシネマズ日比谷で平日の昼間に観ました。客入りは7割くらいとそこそこ入っていて、要所要所で子供たちの笑い声が聞こえてきて幸せな気分に。子どもたちには、まあペットたちが何かやろうとしても上手くいかない、みたいなアクションに対する笑いが大ウケしていたようですが、オフビートな会話やブラックジョーク(精神疾患にかかったペットの描き方の意地の悪さよ!)も本作の魅力であり、その意図を最大限受け取る意味でもやはり字幕版で観る方がおすすめかな、とは思います。楽しい一作だと思います。あと人間の愛玩の物語としては、『トイ・ストーリー』よりも風通しがよくて好きです。

『チャイルド・プレイ』
 米国では『トイ・ストーリー4』と同日に公開され、チャッキーがウッディやレックスを無残な姿に変えるポスターが話題を呼びました。1988年のトム・ホランド監督による1作目『チャイルド・プレイ』のリブートとして、現在『ポラロイド』が公開中のラース・クレブバーグが監督。深夜のバルト9で観た来たのですが、興味深かったのは、脅かされたあとお客さんが笑ってたこと。それもそのはず。本作でびっくりしたり、どきどきしたりする箇所はだいたい「急にデカい音がなる」ところで。それは生理的にびっくりするわ!というたぐいの、『クワイエット・プレイス』とかに顕著だった手法です。そのデカい音が、たとえば人が画面を横切るときにつけられるとか、脈絡なく音でビビらせようとするさまが寧ろ滑稽で。新宿のお兄さんたちも「そらビビるわ笑笑」みたいな感じでした。たぶんそこは意図的に、ホラー映画の一種のパロディとして行っていて。一方で演出はスプラッター描写に力が入っていました。チャッキーが人を殺していくわけですが、「どうやったらそんな痛くてドキドキする殺し方考えるけれんの?!」みたいな、狂気に満ちた拷問の数々。トラクターに徐々に巻き込まれて人間ミンチになるとか、人の顔の皮だけは剝いておくとか、ドローンの回天翼にカッターを付けて人に当てるとか。中盤のゴミ回収のおじさんの死に方も残酷でしたよね!たぶん監督は劇中のアンディみたいにスプラッター映画を笑いながら「バカだねー」て言いながらキャッキャウフフで観てたんだと思います。その意味でホラー要素はパロディとして笑えるし、スプラッターも痛すぎて笑える、という、斜に構えたメタ感が楽しい一作になっていました。割と本気でお勧めです。もっかい観に行きたいとと思います。

 夏休みですね。最近は『さらば愛しきアウトロー』『劇場版仮面ライダージオウ』『メランコリック』『工作 黒金星と呼ばれた男』『存在のない子どもたち』『ハッピー・デス・デイ2U』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』などを観てきたのですが、7月後半ほとんど映画館に行けなかったこともあって、「真っ暗で涼しい部屋で、椅子に座ってでっかいスクリーン眺めてるだけでいろいろ楽しいって最高だなあ」とますます映画館で映画観る瞬間をいつくしむようになってきています。

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そよ風ヨーグルト

大学生の自由研究ノート。 最新映画についてよく書きます
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