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根拠のない自信の正体

為末氏のnoteを読んで、根拠のない自信の根拠が見つかったような気がした。

自信は二種類ある。一つは地位や実績に由来するもの。これはそれが達成できた人しか手に入らない。こちらの自信は自分より優れた人、もしくはその実績が忘れられたり、または肩書きを失うとなくなる。もう一つの自信は自分の過去の行動からくるもの。あの時やりきったという自分、あそこで耐えたという自分。やり遂げた、逃げなかったという履歴からくる自信。これは生涯誰にも奪えない。※為末氏noteより抜粋

為末氏の言う自信のふたつ目。
自分の過去の行動からくる自信。これが根拠のない自信の正体なのかなと思った。

ひとつ思うのは、自己評価と自己満足は違うということ。
自己評価をするには、自分自身としっかり対話しなくてはいけない。内省して、自分の行動を振り返って、評価する。さらに、内側との対話だけでなく俯瞰した視点での評価も必要になる。

一方で自己満足は、自分自身の気持ちとの対話だけで終わってしまうことが多い。
諦めや面倒くささ、不必要なこだわりなどそこには多すぎる感情の側面と、俯瞰視できていない近視眼的な側面がある。

子どもたちを見ていると、自己評価ってなかなか難しいものだなと思う。
人からの評価ではなく、自分自身でどう感じ、どう思うのか、どこまで頑張るのかを考えて欲しいと思うのだけど、どうしても「面倒くさいし、このくらいでいいや」と思ってしまう。

僕自身が結構な面倒くさがり屋なので、その気持ちはよくわかる。
それで昔、「すぐに諦めるんじゃない」「自分がいいと思って終わりにしちゃだめ」などとよく怒られた。

大人になっても、自己評価と自己満足がごっちゃになっている人もいる。
そういう人は、自分の中の自己評価を信用しないから、他人の自己評価も疑ってかかる。
または、自己満足の世界にどっぷりと浸かって、一歩先へと踏み出せなかったりする。

根拠のない自信にあふれているというのは、自己評価が高いということなのだろうと思う。過去の自分の結果を振り返って、無意識に「これならできる」と思えるということ。

根拠のない自信には、実は「自己評価が高い」という素敵な根拠があるんじゃないかと思ったしだいです。

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