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【読書録】大原扁理さん著書「いま、台湾で隠居してます ゆるゆるマイノリティライフ」を読んで

こんにちは、ともです。
大原扁理さん著書
「いま、台湾で隠居してます ゆるゆるマイノリティライフ」を読みました。
台湾で隠居生活ってどういうこと?
と、思いますよね?
扁理さんは元々、東京郊外で週休5日の隠居生活をされていました。
週に2日、介護の仕事をし、年収100万円程度を稼いだら、
あとは、なるべく社会と距離を置き暮らすという日々で、
それを25歳から6年間ほど続けられ、
今回それと同じことを台湾でやってみたのがこの本です。
FIREとかそういう話ではありません。
資産があるわけでもなく、株で儲けたわけでもなく、
物価の安い国で日本円の力を使って暮らす、
という話でもありません。
ただただごく普通に台湾で生活をされています。
しかも、けっこうひきこもり気味に。
海外移住と言うと、セレブでキラキラなイメージですが、
そういったものとはまったく違い、
台湾で、一般人と同じくらい、もしくは少し低収入なくらいの、
ごく普通の日常生活を送っているのです。
読むとわかるのですが、ガチの台湾を満喫されているせいか、
台湾の本当の空気感みたいなものをこの本から感じます。
人間、どこにいても生きていけるんだなと思いました。
むしろ、台湾の人々の方が日本より温かい気すらしてきます。
日本人が忘れてしまった何かがある、そんな感じです。
それと、精神疾患持ちの私が注目したのは、
暖かい気候の国に行くと鬱が良くなるという都市伝説です。
扁理さんが身をもって体験してくれていますが、
結果、なるもんはなる。
え~そうなの??と思ったのですが、
よくよく考えると、どこの国でも鬱になる人はいますもんね^^;
気候が暖かいだけで改善されたら苦労しないですよね。
参考になりました。

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