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一心一徳 come true and go on.

2024年4月21日。
僕はこの日を忘れないだろう。

所属する少年野球チームはAチーム(6年生以下)とCチーム(4年生以下)に分かれる。

3年前。
たった一人の1年生だった次男と志を立てた。
『3年後の仲間と一勝する』

4年生になった次男と40歳になった僕の
そのDreamsがCome Trueする日が今日だった。

練習試合だったが、
この日のために次男は研鑽を積み重ねた。
その思いに呼応するかのように
仲間は一人ずつ、一人ずつ集まった。

僕は、次男がどれだけダメでどれだけ素晴らしい選手かを誰よりも深く知っている。その上で、大ファンなのだ。なのに、次男が誰かに褒められたり、咎められたりしても特段何も感じない事に気付いたのは最近の事だ。

僕は次男の仲間が褒められる事が
嬉しくてたまらないのだ。

次男より脚が速い子がいる。
だけど、次男は彼より速くなくていい。
次男より遠くに飛ばせる子がいる。
だけど、次男は自分の打撃をすればいい。
それぞれの長所を伸ばせば良いのだ。

そんなことよりさ、
『ね!?素晴らしい仲間でしょ!?』
…と高らかと自慢したい。

新しい出会いや運命の再会もあった。

3年前にはいなかった子達が
僕の目の前で、快速を飛ばし、
大飛球を飛ばし、
難しい打球を捌き、
マウンドの背番号10番に声をかけている。

こんな光景が見られるとは。

そして、そのキャプテンマークをつけた次男が
その日、グラウンドで1番速い球を投げていた。
間違いなく1番速かった。
こんなに速いのか。
ずっとキャッチャー目線でわからなかった。

彼らがアウト一つ一つ重ねるごとに、
彼らが打ちまくるたびに、
湧いてくるのは感謝の気持ちだった。
野球は1人ではアウトを取れないもんな。
1人じゃ大量得点はできないもんな。

ほとんどの人が大敗を予想していたのに。
1試合目は14-3で勝った。
2試合目は10-2で勝った。

強い。
いや、2試合でそれはわからない。
これから彼らは格上と対峙していく。
その中で、更に磨かれていくんだろう。
チームとして、仲間として。

そしてDreamsはgo onするのだ。

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