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初版「勇気を持ちたい仲間への応援歌」 あらすじ連載【10】 再送


 皆様、いつも本当にありがとうございます。


 【10】「英語だらけの部屋に帰りたくない、恥をかきたくない」。


 その気持ちがどんどん強くなり、私は、英語学校の日本人、そして外国人に依存しました。「俺は大変なんだ」と言って逃げました。


 クラスメイトのタイ人、シリア人、プエルトリコ人など心から仲良くなれます。英語を母国語としない仲間なのです。下手くそな英語同士、心許して素っ裸になって付き合えます。しかし、そこはやはり私にとって「温室」なのです。その中で満足する自分、戦わない自分が息をしているのです。


 週末は、寮のアメリカ人から逃れるため、ホームパーティーやディスコで英語学校仲間と飲んで、歌って、踊って、騒ぎました。「俺は凄い。俺は異国で頑張っている!」犬の遠吠えが響きます。


 己の問題です。弱い自分を見ない、見たくないという自分自身の問題なのです。


 分かっています。 分かっているのです。



 つづく...


 どうかよろしくお願いいたします

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