見出し画像

「クラゲの不思議」

もう10年以上前だが、右肩に入れた、ルーマニアの彫師の友人、ダリ・ラウのファーストTATTOOがクラゲだった。psychedelic TATTOOとして、色鮮やかに素晴らしい作品を彫ってもらった。

海月、水母って、実に、不思議で興味深くて面白い。5億年くらい前からいるみたいで、進化してないってことは、生物としては完成形ってことだ。多分。日本最古の古典、古事記にも最初に記述がある。

今だに新種が発見されることがあるみたいで、学者によると東南アジアにたくさんいるらしい。

ふわふわユラユラ漂ってて、お前らいったい何考えてんだよって言いたくなるけど、カラダ全体が心臓、胃、腸など、臓器の働きをするらしく、環境に抗うことなく、今いるところの環境に合わせて、いろいろと変化するようだ。
その環境によって、オスとメスで有性生殖することもあれば、単体生殖も出来て、もしかしたら生物の最終形態なのかもね。だから進化しないのか?
クラゲになる前のポリプなんか、細胞分裂みたいな感じで増えるんだが、エサがない時、共喰いをするけど、自分から分裂したものは決して食べないという。どうやって判断するかはわかってない。あとクラゲも動きすぎて疲れた時は眼のような器官の活動を止めて寝るんだと。なんかスゴいよね〜。

この本じゃないけど、一番面白いのは、有性じゃなくとも、単体で細胞の中身を相手に入れたり出したりして、つまりSEXをするのだ!なぜそんなことをするのか、何の意味があるのかは、まだわかってない。

脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。