ヨーヨーフレンズ機種レビュー Vol.2「Pheasant 」

チームヨーヨーフレンズ所属のトヤマトモキです。 

先日スピンギア様にて発売されたPheasantについての紹介です。
Pheasantは「日本人向けのヨーヨー」としてスピンギア様と共同で製作致しました。

1.基本スペック

Pheasantはボディが7068でステンレスリム搭載のバイメタルです。スペックは以下の通りです(ヨーヨーフレンズ公式Twitterより引用)

直径:56.22 mm
幅:45.88 mm
ギャップ幅:4.5 mm
重さ:63.05 g
軸:M4×10 mm

フルサイズ軽量のバイメタルでヨーヨーフレンズとしてはギャップが広めのヨーヨーになっております。

(ヨーヨーフレンズ公式Twitterより引用)

2.名前の由来

今回、Pheasantという名前は僕が名付けました。Pheasantは日本語に訳すと「雉(キジ)」となります。雉は日本の国鳥だそうです。
プロトを受け取った後に「名前の案無い?」とメーカー側から言われ、そこから名前を考え始めました。
日本人向けのヨーヨーだから何か日本に関わりのある名前、そしてヨーヨーフレンズらしさを感じれる名前を色々考えたところ、「日本の国鳥にすれば良いのでは?」と思いつきました。その後日本の国鳥を調べたところ雉とわかり、Pheasantと名付けました。

3.色について

今回Pheasantのカラーは、桜をイメージしたピンクと抹茶と金箔をイメージした緑×ゴールドリムの2色となっています。
名前と同様に色にも拘りたいと思い、日本らしい色を数色ヨーヨーフレンズの方に提案しました。その後、着色のテストを行いその中で良かったピンクと抹茶(緑)を選びました。
高級感のある抹茶×金、所々桜の濃淡を彩るかの様なピンクどちらも良い仕上がりになっています。

4.性能について

ここまで名前や色について書きましたが、ようやく性能の話です。
先に結論を言うと、凄い使いやすいです。
スペックで言うとフルサイズの軽量バイメタルと言った感じで数値上では、他のヨーヨーフレンズのヨーヨーと大きな違いはありません。(直径とギャップ幅が少し大きいくらい?)
ですが、絶妙な重量バランスによって、回転力・動かしやすさ・安定感が高い次元でまとまっています。

「軽いから回らないのでは?」「軽いから動きすぎちゃうのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、誇張抜きで63 gとは思えないほど粘ります。
凄い回るヨーヨーを振った時に投げ出しから凄いパワーを感じるということがありますが、pheasantはどちらかというと、一通りコンボをやった後に「まだ回ってる!?」と言った感じで回転力を実感すると思います。特にホリゾンタルをやった時に実感できると思います。
JNの練習中に、以前のメイン機種では一回キャッチを挟まないと回転が止まるような部分もあったのですが、pheasantではキャッチせず通せる様になった部分もあるのでヨーヨーフレンズの中でもトップレベルで回るヨーヨーだと思います。

また、軽さのお陰でスピードは勿論出ますが、加速しすぎて制御不能になるような事はなく、力を入れてない時は少ない力で動き、力を入れた時はスピード出つつも制御し易いという感じになります。幅も相まって多少雑に動かしてもしっかり糸に乗ってくれます。

チームメンバーのyiyang wangもレビュー動画内で「このヨーヨーは凄い」と言っているためもし良かったらご覧になってください。


5.最後に

色々と書いたのですが、「凄い使いやすくて色も良いヨーヨー」っていうのが僕の中での結論です。
お値段は少し高めですが、性能的にはこれ一個持っておけば大会出れる+2回目の生産があるかわからないので気になる方は是非ご購入して頂けたら幸いです。

(スピンギア様の購入リンク)

補足
Youtubeに僕がpheasantを使用した動画があるのでそちらも見ていただけたら幸いです。

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