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演じることは自分の見たくない部分も見つけること(通年マイズナークラス⑩)

ステータスが低い役がやりやすい、の正体

自分はステータスが高い役が苦手だ、っていう意識がずっとあった。
今回のワークでは社会的ステータスと内的ステータスっていう新たな分類を知って実際にモノローグに反映させてみたわけだけど…

ステータス低く振舞うのはそれが自分として楽だ、っていうのが日常の社会生活で癖として染みついているだけで、実は自分の本質的な内的ステータスは割と高いのでは?と。

そう、自信はないし肯定感も低いけど、プライドは高いんだよね。多分。習った8分類ではしっくりこない面も多いけど、嫉妬深い役なんかは馴染みやすいのかなと思ってみたり。むしろ苦手なのは社会的ステータスが高い役なのかもしれない。

身体からのアプローチを使えるように

これを書いている今日はPlatformのワークに参加していたんだけど、こっちでもキャラクター作りのワークがあって。重心を変えてみたり、歩くときに引っ張られる部位を変えてみたりした。(ちなみに自分は鼻に引っ張られて歩く時間がすごく好きで、好奇心に満ちあふれた子どもみたいな感情が湧いてくることが多い)

身体を使うことで感情に影響が出る、という面と、キャラクターの造形(どんなふうに見えるか)を作れる両方の面があって、どっちにしても役作りをするときは「どんな身体なのか?どんな癖があるのか?」っていう部分を作ることも大事。8月の公演でやる役は、この身体の特徴が多分とても大事だし、これを作ることで見た目だけでなく、多分自分自身が演技自体がやりやすくなるんだろうなとも直感的に感じている。まだ固める時期ではないけれど、いろいろ試行錯誤しながら稽古重ねていきたい。

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