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たぶん「きちんとのこす」ってこれから重要

彼は中標津のケーキ屋さん。ポルテのオーナー。
後輩(いや、先輩?)であり、パティシエであり、1人の経営者。
ビールを(ケーキも)手にウチにやってきました。わーいわーい。
そんな彼からお話が。以前からメールをもらっていました。

「自分のこれからを定期的に自然かつ美しい映像でのこしたい」


よい。グッド。グッとくる。素敵。
そのプロジェクトはノリます。その思考とても素敵だし共感します。
同時に自分の「カメラの必要性」「カメラのいいところの1つ」のイメージと重なり、「カメラでやりたいことの1つ」でもあります。表現ではなく記録。これも結構すきです。

ここでのキーワードは”アーカイブ

アーカイブ (archive) とは、重要記録を保存・活用し、未来に伝達することをいう。 日本では一般的に書庫や保存記録と訳されることが多いが、元来は公記録保管所、または公文書の保存所、履歴などを意味し、記録を保存しておく場所である(公文書館も参照のこと)。


8年前の自分は何を考え、どんな口調でどんな表情で何を想っていたのか。
5年前の自分は何を考え、どんな口調でどんな表情で何を想っていたのか。
3年前の自分は何を考え、どんな口調でどんな表情で何を想っていたのか。
そのとき周りの人はどんなで目の前の作業は何をしているのか。
客観的にはどう捉えられているのか。
1年で人の考えなんてどんどん変化していきます。よくも悪くも。
まったく変わらない考えや環境もあるでしょう。
これが面白いと思っています。
人生なにがおこるかわかりません。

「この感じ」を定期的に映像でアーカイブしていく。長期的な超パーソナルプロジェクト。であり、これからの時代に必要な超パーソナルサービスにもなりうるものかも。これ本当いいことかもしれません。

いつも思っていたのは、著名人はアナザースカイや情熱大陸化されやすいが、地方の人間はアナザースカイや情熱大陸化されにくい。情報格差もあると思います。でも地方の人間も?地方の人間こそ?相当面白い人生を生きている人多いです。

写真はいい時、美しい時がのこりがち。映像ではその考えや言葉、表情を含めてたとえば1本の自分史DVDに。美容師や歯医者、病院などの自分の体の「メンテナンス・維持管理」は他者にまかせるように、自分の「アーカイブ・記録」もきっともっと重要視されるべきだし、同じ感覚で他者にまかせることかもしれません。自分で自分の瞬間をきりとることはできませんからね。

まずは僕が思っているこれらの考えを少しずつでも具現化できる1つのアクションとなりそうな予感。

ポイントはあせらずゆっくり確実に。です。自分のアーカイブは?自分は撮る側が多いのでこうして文章やインスタでちょこちょこアーカイブしていこうと思っています(笑)

※途中ちょこちょこ入れたケーキ写真は彼のケーキたち。文章には直接的な関係ありませんが(笑)。ケーキごちそうさま。めちゃうまかった。

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