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シンプルな時間

年に1回の友人とのあつまり。
去年は参加していないが、今年は我が家にみんながやってきた。


とにかく美味くて面白い自然ワインをセレクトしているニセコの友人「Cave de Bambou」。想像力と創造力、奥からこみあげる素朴な美しさに心のそこから尊敬する料理人「Fenetre」。中学校からの同級生の酪農家。

なんだかんだ長い付き合いだ。

たくさん飲んで食った。


話もたくさんした。

外遊びもした。


なんかこう、それぞれの個性や経験、積み重ねた時間や感覚で、できることの交換や、やりとりで時間を楽しむことができるということは、とてもシンプルで素敵だと思うのでした。

人生の先輩がたとの濃密な時間でした。勉強になるなぁ。

そんな先輩の1人から嬉しい一言をいただいた。

『ともき君の写真は、その撮影した過程が伝わってくるから良いと思う。賞とか評価されるために作られた絵じゃないって伝わる。カヌーガイドの仕事もそう思うけど、なんていうか多分やっぱりともき君の原点は料理人ってとこにある気がするな。それが写真にもガイドにも活きている気がする。』

そんな感じのことをおっしゃってくれた。すでに気持ちよく酔っている時記憶だ。自分に都合いいフィルターが少しかかっているかもしれないが(笑)単純に嬉しかったからすごく覚えている。

なるほど。確かにそうかもしれない。自分のものごとの捉え方、コミュニケーシンのとりかた、考え方、順序、表現方法。どれをとってもその基盤は「料理人」から作られているかもしれない。

お皿の上に表現すること
写真に表現すること
映像に表現すること
ツアーの組み立て方や表現方法
とても感覚的なことだが、それらは自分にとってとても似ている。

自分の活動に客観的意見をいただけるのは本当に嬉しいもんです。ということでたくさんインプットしたからアウトプットしてかないと。

といいながら今宵も昨晩封をあけて、残っているワインを飲むことになるのです。仕方ないのです。ぶどうの作り手の積み重ねた時間と経験の結晶を無駄にするわけにはいきませんから。

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