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黒澤友貴の日報

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マーケティングの仕事をしたり、NPOの仕事をしたり、北欧に視察へ行ったり…領域を越境しながら生きている中での学び・発見を書いたことのまとめマガジン
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#仕事

ブレストはChatGPTに頼り切ろう

コミュニティのメンバーと、ChatGPTを活用して、アイデア発想力を鍛えるワークショップを行いました。 テーマ:生成AIを活用して未来(2050年)の広告の可能性を探る ワークショップの詳細は割愛しますが、最大の気づきは、 ブレストはChatGPTに頼り切ろう ということ。 「ブレストしよう」は困った時のビジネスパーソンの呪文のように根付いている印象です。 このブレストは、AIに頼った方が良いと感じたのは、下記のAIの強みからです。 生成AIの情報処理の強みは、

自分が気持ちよく思考できる流れとツールを整理することの大切さ

マーケティングやブランディングの仕事は、扱う情報量が莫大にあります。 最近は生成AI系のツールも加わり… 情報を探したり、活用ツールを考えるだけで時間が過ぎ去ってしまう悩みが出ている方も多いのではないでしょうか? さて、どのように整理するのが良いか…と休日に考えていたことをツイートしたのがこちらです。 少し裏側をご紹介したいと思います。 先程のツイート内容の詳細をマインドマップで整理したのがこちらです。

独学力を磨くヒントの続き

※この記事はNewsPicksのトピックス「マーケティングの外から学ぶマーケティング」に書いた記事を、noteコミュニティ向けに要素を付け加えた内容です。 最近、生成型AIは「独学力格差」を生むのでは?と考えています。 現時点でも、かなり差が出てきていると感じていて、これからもっと大きくなりそうな予感です。 となると、「独学力を磨く」「自分で学ぶ方法を学ぶ」ことが大切だと考えています。 とくに、マーケティングの仕事は「新しいことを学ぶ」の連続なので、独学力を意図的に磨

自分の頭で考え抜いてからAIに頼ること

2月はChat GPTが世間を賑わしましたね。 自分もトレンドに乗っかり、ひたすらAIと対話をしていました。 生成型AIの凄さに驚かされたと同時に、自分の思考をどこに使うべきかの仮説も見えてきました。 まだ結論を出すには早いですが、現時点の仮説メモを残しておきたいと思います。 その一部がこちらのツイートです。 Notion Aiが向いている仕事、向いていない仕事いま自分が最も使っているのはNotion AIです。 Notion AIは、 ・議事録をとる ・論文のよう

ChatGPTとマーケティングの仕事

世間を賑わせているChatGPT。 もう説明は不要だと思います。 この数週間ChatGPTをマーケティングの仕事で活用をしてみて学んだことをご紹介していきます。 AIの力を理解するのに便利なマーケティング補助ツールマーケティングの仕事にChatGPTがどのように活用できるかを理解するためには、「ChatGPTが裏側に掲載されたサービス・ツール」を触ってみることがオススメです。 ぜひ触れてみていただきたいツールをご紹介します。 Catchy(キャッチー) GPT-3を

Less is moreの仕事

よく考えられている状態2つの条件 構想が大きくワクワクするものになっている やることが研ぎ澄まされて少なくなっている たくさんやることがあって忙しい状態は、よく考えられていない結果。 最近はLess is moreが仕事のテーマです。 Less is moreの考え方は、単にシンプルにしようとするミニマリズムとは違います。 少なくすることが、より多くのこと(心理的な価値もあれば経済的な価値もある)を得ることにつながることが重要です。 あれもこれもやる状態は、

二刀流人材を目指すために磨きたい翻訳力

本日は、これから求められるであろう翻訳力をテーマに書いていきます。 翻訳力といっても、語学の話ではなく「自分の専門知を翻訳する力」についてです。 以前にこんな記事を書きました。 今回は、この二刀流人材を目指すために必要な力について整理していきます。 専門知識は翻訳力があって発揮される先日にこんなツイートをしました。 自分の専門性を発揮したければ、3つの翻訳力を磨くことが大切という話です。 こちらは図解したもの。 専門性をビジネスで発揮するためには、この3つが大事

自分のアイデアにお金をつけること

「まずはスモールスタートで動きましょう」 最近は、「スモールスタート」という言葉に注意をするようにしています。 スモールスタートが悪いわけではないです。 まずはやってみる、作ってみる、顧客にぶつけてみるは大事。 でも、まずは無料でできる範囲で… は、"そこそこ"の動き で止まってしまうことが多い。 アイデアを思いついたら最初にやりたいこと ・いくらのお金を投資する覚悟があるのか? ・いつまでにどれくらいの規模に持っていくのか? など 特に、最初に「予算をつける」っ

良い戦略とは何なのか?-ストーリーとしての競争戦略を読み返したメモ-

年末年始に『ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件』を読み返していました。 戦略に関心がある人は一度は手に取ったことであろう名著ですね。 戦略を考えることの面白さ、奥深さを教えてくれる内容。 戦略とを考えて組織を動かせている状態とは? 良い戦略と悪い戦略を分けるものは何なのか? ちょうど戦略の重要性を感じて、学び始めた時に出会ったのが、『ストーリーとしての競争戦略』で自分にとって思い出深い1冊です。 2020年。 コロナにより外部環境が急激に変わり、不安定な世

ダンボールスタンディングデスクからFLEXISPOT電動スタンディングデスクに変えたら生産性爆上りした話

12月に引っ越しをしまして、とうとう家での仕事環境を整える時がきました! 今までは、家で働く環境は全く整っていなかったので、仕事はいつもスターバックスへGO 月のスターバックス代はコーヒーしか飲んでいなくても1万円近くかかっていました(笑) そして家で仕事するときはダンボールを積み重ねてスタンディングデスクをつくって仕事してました。 さて、年末に時間ができたので、家での仕事環境を整えてみました。 こちら進化したマイデスク! 1年前の自分に伝えたい。 家の仕事環境

マッキンゼーの本気レポートからの学び-不確実な時代の戦略思考について-

コロナ不況に関しては、先が見えないため、あらゆるメディアがたくさんの情報を流して、何を信じていいのかわかりません。 昨日にツイートしたのですが、マッキンゼーが出しているレポートが素晴らしく感動しました。 そうか、グローバルに展開するコンサルティング会社は、一流のリサーチ部門をもっており、有益な情報を発信している。 信頼できるコンサル会社のリサーチは、何か迷ったら参照するべし! と再認識しました。 仮説 マッキンゼー以外の他のコンサルティング会社も当然リサーチに力入れ

こんな時だからこそ創造力と想像力をもった仕事をしたい

2つの「そうぞうりょく」を磨きなさい。 自分が学生時代からお世話になっている経営者に言われ続けています 2つのそうぞうりょく ①創造力 ②想像力 創造力は何か新しいことを生み出す力 想像力は他者が喜ぶこと、必要としていることを考える力 英語だと 創造力=Creativity 想像力=Imagination という解釈です。 (正確なところはわかりませんが) 今日、たまたま地元の後楽園を歩いていて、素敵な仕事を見つけました。 東京ドームホテルの部屋の明かりに感動した

生産性をあげるためには、思考に制限をかけること

今日は「思考コントロール」をテーマに書いていきます。 情報が大量に溢れている中で、思考をコントロールする重要性が増してきているように感じます。 仕事に集中しないといけないのに、Twitter見てしまう、とりあえずNetflixで映画を見よう・・というように、思考が散漫になってしまことは誰にでもあると思います。 自分も気が散りやすいタイプなので、自分の思考をコントロールするための工夫はするようにしています。 あまり難しいことはしていないのですが、簡単にご紹介できればと思

機会損失は知らぬ間に起きるから要注意

今日は機会損失をテーマに書いていきます。 「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」 これはリクルートの創業者、江添さんの言葉として有名です。 個人の仕事やキャリアにおいて使われることが多い言葉ですが、組織、戦略においても名言だと思っています。 どういうことか? マーケティングの世界では市場機会という言葉が使われます。 市場機会とは、市場において、他社にない自社の長所、または強みを発揮する場所。 マーケティングの仕事をしていれば、SWOT分析で機会という要