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これやってみて 仕事をお願いする方法

リーマンとくさんです。

サラリーマンをしていると、これは奥が深いなぁ、と思うことがあります。
それは、人へ仕事を依頼するときの”伝え方”。
これ、意識していますか?

というのも、人は伝える内容が同じでも、
伝え方を間違うと、せっかく行動を促したいと思っていても、
思うように動いてくれない、

そんなことが起こってしまうんだなぁって。

僕は、
「これがやりたいから、○○さんこれやってください。」
みたいな感じで、人に依頼をしていました。

でもこれ、どうでしょうか?
依頼された方は、どう思っていたのでしょうか?

この言葉、言われたほうの受け取り方としては、命令にも聞こえます。

その人は、やってくれましたが、
一方で心の中では、
「えっ、こっちだって忙しいのにそんなに出来ないよ・・・」
と思っていたかもしれません。

その人は僕より年下だったから、
断りきれなかった、その可能性だってありますよね。

性格上、断れない人だったかもしれません。。

でも、当時の僕は、
「どうもありがとう」と言っていただけで、
自分の心のどこかに、「やってくれて当たり前」
みたいなものがあったように思います。

これでは、頼まれたほうはいい気分しないし、
これからは頼まれたくない!と思ったかもしれません。

これでは単なる仕事の押し付けです。


でも一方で、
重要な仕事が舞い込んできて、片方が終わりそうにない、
だから自分の抱えている仕事の一部でも、「手伝ってほしい!」、
という時もあるのではないでしょうか?

でもね、
この時、人にお願いするときに、伝え方を工夫すると、
依頼された相手に気持ちよく取り組んでくれます。

その前に知っておいてほしいことがあります。

人は自分の思っているようには動かない

これは、絶対だと思っておいた方がいいです。

これについて、僕の過去に経験してきたことでお話します。

それは、仕事をしている時のこと。
上司から渡された重要な案件が突然降ってきて、
今までやってきたことに時間を割くことができなくなりました。

そのため別の人に依頼してしようとしました。

その時は、早く重要な案件に取り組みたくて、
今までやっていた仕事を早く依頼したいと考えました。

そこで依頼者にお願いしたことは、
「実は今、別の○○の案件を急いでやらなければいけなくて、
申し訳ないけど、今やっている△△をお願い。
今ここまでやってるから、よろしくね」

て、こう言いきって、別の案件に取り組んでいました。

相手には、メールで資料を送り、簡単な説明しかしていませんでした。

すると、受け取った相手は、実際手を動かしてみたもののうまくいかず、
どのようにすればよいか詳しい事が分からなかったので、
その仕事を終えることが出来なかったのです。

そうすると、その仕事も終わらない・・・。

これは、
僕がきちんと詳細まで説明して、仕事を渡していなかったのが原因です。

依頼する僕が、相手に説明するとき、
「これぐらい説明すればできるだろう」と、思い込んでしまったことです。

人は、自分が思っているほど人には伝わらないのです。

人を動かすことは、そう簡単ではない、
そう教えられた時でした。

その時の失敗から、人に仕事をお願いするときの方法を学び、実践してみたところ、仕事が回るようになりました。

今度はその方法を紹介していきます。

人に伝える時は時間をかける

今回僕の過去の失敗例を挙げて説明していきました。
やはり、人を動かすというのは難しい。

でも、そんなことを言っても、
自分ひとりでは物事が片付かず、
人に手伝ってほしい時ってありますよね。

皆さんも必ずあるはずです。

そんな場面で、絶対にはずしてはいけないこと、

まずはゴールはなにかを説明する

これは絶対に大切なことです。

まずは依頼する人には、必ずどこにゴールがあるのかを丁寧に説明します。
すると、現状とゴールまでで、分からないところが出てくる。
そこを説明してあげて、分からないところを埋め合わせてあげるといいですよ。

人は、ゴール設定がないと、
どうやってよいか分からず、手が止まってしまいます。

こうなると時間もかかってしまうし、
依頼された方も焦りが出てしまいます。

まずは、最終的にどうしたいのか、
相手に理解してもらえるまで説明してあげます。
ここで時間をかけることで、結局トータルの時間は短縮できます。

プロセスを確認する フォローを怠らない

そこで、依頼した仕事をほったらかしにしてはいけません。

どんなに詳しく依頼者に説明しても、
相手はあなたのクローンではありません。

あなたの思っているゴールとはずれてしまうかもしれません。
時々どうなっているのかを見てあげます。

そこでずれが生じている場合は修正したり、
相手がわかりにくい事に答えてあげることができます。

そしてなにより、
時間の短縮と成果物の質も上がります。

確かに依頼者への確認作業の間は、
あなたが今やっている仕事が止まるでしょう。

でも、修正が少ないので、
トータルでは、時間と質の節約にもなります。

根気よく

これも大切。

根気よく、親身に丁寧に教えてあげる気持ちをもつと、
いっしょについてきてくれます。

お菓子や飲み物を1つ差し入れしてあげるのもいいかもしれません。
僕はそうしてます(笑)。

依頼された人がわかりやすいように、
理解できるまで根気よく教えてあげてください。

まとめます

人に仕事をお願いするときは、

  • ゴールを伝える

  • 途中の過程を確認する

  • 根気よく伝える丁寧さと親身さが大事

この3点は必ず必要だと分かりました。
あの後も仕事をお願いすることがありますが、これでうまくいっています。

これには、”相手の立場になって考える”ことが大事なんだなぁって、つくづく感じました。

みなさんも、仕事を依頼するときに、参考にしてもらえれば幸いでございます。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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