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インターナショナルスクール設立について〜序章

草本朋子です。

今までnoteへの投稿は「勝手に翻訳シリーズ」4本のみ、しかもグレタさんのスピーチ訳などが多いので、「環境系の人かな」と思われた方もいると思います。そうなんです、環境問題に関心が高いです。でも実は密かに、長野県の白馬村という人口9,000人の小さな村に、中高一貫のインターナショナルボーディングスクールを設立することを目指しています。インターナショナルスクールとは大きく出たな、という感じですね。我ながらよくもまあそんなことを思いついたもんだと時折思います。

学校設立を目指して走り回る中で、学校を作りたいと思っている人が多くいることに気付きました。白馬インターナショナルスクール設立準備財団 代表理事の名刺をお渡しすると、「私もいつか学校を作りたいと思っています」とおっしゃる方が何人もいらっしゃいました。最初に会った時にそうお聞きして、今私の活動を手伝って下さっている方もいますし、なんともう作っちゃった方や、既存の学校を買収して経営していらっしゃる方もいます。

もしかしたら、自分が学校設立を目指す中で直面する悩みや葛藤、気付きや見えてきた景色などを書き記したら、参考になると思ってくれる人がいるかもしれない、私も風越学園さんのブログを読んでは勇気づけられたり自分が全然できていないことが多くて焦ったり勉強になったりしているし、とふと思いました。

今年の年明けに、いつもは New Year's Resolution とか全く考えないタイプなのに、去年50歳になっちゃった節目の年だったからかなんだかよくわかりませんが、今年は新年の誓いを立てたほうが良いんじゃないかと思い、

① 学校設立に関する活動を発信する ② 運動する ③ 音楽をする

というかなり大雑把な項目を掲げてみました。ということで、①は「1月中に1回くらいは発信しないといきなり挫折じゃないか」と焦って今やっています。

私は白馬の圧倒的な大自然に魅了され、こんな場所で子どもを育てたいと思い、11年前家族と共に移り住みました。長女が5歳、長男が3歳、次女がまだ影も形もなかった頃です。外資系金融機関で働いていた頃知り合ったオーストラリア人の夫は、東京で事業をしているので最初は驚きましたが、「白馬で子育てをしたい!」という私の望みを、自分が平日は東京に単身赴任することによって叶えてくれました。感謝感謝です。

美しい北アルプスの山々に囲まれ、毎朝起きて山を見上げると思わず

♪ The hills are alive with the sound of music~ ア〜アアア〜 ♪

とサウンドオブミュージックのマリアさながらに歌ってしまう幸せな日々を過ごしています。

長女が生まれた時点で外資系金融の世界から足を洗っていた私は、希望通り白馬で3人の子どもに囲まれ、のどかなカントリーライフを満喫していたのですが、2014年に地元唯一の公立高校である白馬高校が廃校の危機に追い込まれ、高校魅力化の委員にお誘い頂いたところから運命が急展開、教育こそが地方創生の鍵であるという想いを抱くようになり、現在の活動に至っています。

あ、2月になってしまった…。

次回は、白馬高校の高校魅力化に関わって感じたことと、そこからどうインターナショナルスクール設立構想につながったのかを書いてみたいと思います。最後までお読み頂きありがとうございました。

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