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仕事で楽しかったこと。

仕事でなにが一番楽しかったかと言われると『取材』と答えていました。
なにが楽しかったのか徒然なるままに考えてみました。@京都行きの新幹線

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銭湯の取材でお客のおばあちゃんが語り出しちゃうとか、
レストランの取材で前日琵琶湖で取れた巨大なブラックバスが届いてシェフがテンションあがるとか、
大学のキャンパス内を撮影してる時に打ち合わせしたかのように木陰から鳥が飛び立ってくれるとか、
予定調和でない、その場にしかない取材のハプニングにすごく希少性を感じていた。
かっこよくいったけど、難しいことでもなんでもなく自分がワクワクしていた。

『そうくるか』が好き。
現場のハプニング、その時の対応、ユーモアのある会話、jazz…

奇をてらったものだけが好きというわけではなく、真正面から来る姿勢にもそうくるか、と感動することも多くあります。

その場にしかないものを体験する、切り取る。

ライブも大好きで、
同じ曲でも早いと緊張してる?と察したり、
舞台に上がったあの人また痩せたけど大丈夫かな?と心配したり、
たどたどしい演奏に周りから掛け声が入ったり、一緒に弾く人が全力サポートしてくれたり、←たどたどしいのは紛れもなく私のピアノw
これらを悪と呼ぶのか面白いというのは受け取り側の話で、どんなことを期待してその場に来るのかにもよる。

人が複数集まる時に個人が感じる・察すること(考える、までも行かない瞬発的なものかもしれない)、それによって事前に予想できない行動が複数生まれるのがすごく楽しい。

私はそこが楽しかったんだろうなって。
また自分でなにかの形で表現することもできるけど、他の人とそれを創り出すことも面白かった。
その場の雰囲気作りや、事前の情報や熱意を共有しないと生まれないものもあるし、
さらにその人のらしさが上乗せされるとそれもそれですごくワクワクする。そうきたかーって。

そもそもさすがにその場にいないとすべては伝えられないから、自分で行って、感じ取れる力をつけるのが一番いいんだけど、
いない人に伝える時には、どこを切り取るかっていうのが編集なんだろうな。
(切り取り方によって全く違うものにもできちゃう凄さ&怖さもある)

以上です。

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