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【こよみごと 長月】 十五夜 じゅうごや

今年の十五夜(中秋の名月)は9月24日。

十五夜とは旧暦の8月15日(新暦の9月15日)ですが、前後に訪れる満月を「中秋の名月」と呼び「秋の真ん中に出る月」という意味があり、月の鑑賞のほか、これから始まる収穫期を前に初穂祭の意味も持ちます。

夜は涼しくなり空気も澄んでくるので、色づきはじめたすすきと初物をお月様にお供えしてお月見もいいですね。

秋の七草のひとつ「すすき」は万葉の時代から秋の訪れを知らせてくれる植物ですが、まだじゅうぶん実っていない稲穂のかわりに、形の似ているすすきをお供えするのがお月見のならわしです。


【まめ知識】 月とうさぎ

多産のうさぎは古来からツキを呼ぶ動物。そのうさぎが月で餅をついているというイメージはまさにめでたさづくし。この時期の和菓子屋さんには、うさぎまんじゅうや月餅など、かわいいうさぎや月の華やかなお菓子が並びます。


月のようにまん丸いお菓子といえば、お団子やどら焼き。コンビニやスーパーでも買えるので簡単なお月見もすぐできそうですね。

次回は「神無月」のことを、どうぞよろしくお願いします。

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