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いじをはる

仕事で精神的または体力的に辛い局面に立ったとき、自分の中の「最後の砦」ーーつまり、自分自身を「もうひと踏ん張り」させるものというのは何だろう。

家族、お客さん、お金、使命感……。どれがいいとか悪いとかではないけれど、きっと何かしらそういうものがないと、誰だって頑張れないのではないかと思う。

私にとっての「最後の砦」はたぶん意地みたいなものだ。「その仕事ができる自分でありたい」「諦めるような自分にはなりたくない」という、半ば幼稚ともいえる意地がある。

しかしそもそも、その仕事に頑張る価値を見出せていなかったら、「砦」を持ち出すこともないのだろう。意地を張るということは、そう思える仕事があるということでもあるのだ。

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