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見た目・はにかみ・年齢

今日はとても暑い。

数日前、かすかに秋の訪れを感じたばかりなのに、また真夏に戻っている。「ちょっと褒めたら、いい気になって!」、そんな感じだ。

最近ずっと悩まされている深刻なアセモの痒みはややおさまったけれど、やはり夜になると痒い。薬も飲み続けているが、わきのしたを掻いたあとの痣はこのまま残り続けてしまうのだろうか。

もともとノースリーブは着ないから、まあいいか、と思う。その一方で、見えない部位とはいえ、痣があるのは嫌だとも感じる。

私は若い頃から、自分の見た目とかファッションに気を使うことに抵抗があった。「何歳になってもキレイでいたい」とか、「メイクは自分のためにする」みたいなフレーズを聞くと、今でも、くすぐったくなる。

すごく嫌な表現だけれど、モデルさんじゃあるまいし、そんなに手間暇かけたところでたかが知れてるじゃん、と思う。頑張って大したことない見た目になるより、頑張らないで普通の見た目でいる方がマシな気がするのだ。頑張らないでもそこそこ良い見た目、が一番ラクなのだけれど。いい年になってこんなことにこだわっているのも考えものなのだろうか。

とはいえ、年下の人たちが思っているほど、私は私のことを「おばさん」だと思っていない。きっとそれは、私が若い頃に「おばさん」だと思って接してきた相手もそうだったのだろう。

年をとれば自分の見た目を気にしなくなるわけではなく、若いからといって自分の見た目を気にしなければいけないわけでもない。

外見を気にすることにはにかみながら、私は今後も年齢を重ねていく。

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