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カッコつけるカッコ悪さと、素直になれるカッコ良さ。

なんでカッコつけてしまうんだろう。

聴いている音楽とか、読んでいる本、服装などで、自分を良く見せようとしたり。若い頃は特にそうゆうことが多かった。

でも、カッコつければつけるほど、時間が経つとその頃の自分がカッコ悪く見えてしまう。

「本当は好きじゃないし良く分からないけれど、とりあえず、それらに包まれていればカッコよく見えそう」。そんな発想から、ウソの上にウソを纏う。だから、後でつじつまが合わなくなり、消し去りたりくらいに恥ずかしい過去になるのだ。

学生時代を思い返すと、軽やかに「素直」でいられた友達が、いちばんカッコよかった気がする。それは当時も、そして時間がたった今もだ。

彼らはきっと、自分のやりたいことをしていただけだ。単純に好きな音楽や本、ファッションを楽しそうに纏っていた。彼にとってそんな自分が周りからカッコ良く見えるかどうかなんて、二の次だったのではないだろうか。

カッコの良し悪しを気にしている自分が、結局いちばんカッコ悪い。だから、カッコがいいかどうかなんて気にせず、素直になるのがいちばんなんだと思う。

……今私が素直になろうと思うのは、やっぱりカッコよく見せたいからなのだけれど。


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