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香十徳 私の香りづくり

感格鬼神  感覚が研ぎ澄まされる
清淨心身  身も心も清らかにする
能除汚穢  よく穢れを取り除く
能覺睡眠  眠気を覚ます
静中成友  静けさの中に安らぎを得る
塵裏偸間  忙しいときにも心を和ませる
多而不厭  多くあっても邪魔にならない
寡而為足  少なくても十分香りを放つ
久蔵不朽  年月保存していても朽ちない
常用無障  常用しても無害

何かの本で読んで
ときどき見返す大切にしている言葉。

普段から、仕事先やセミナーのなかでも、しつこいくらい話すのがここからきています。

香りは押し付けない
邪魔にならない香り
できるだけシンプルに
たくさんブレンドしても濁りがない香り
なによりも、心地よいこと

私たちが1週間で嗅ぐ香りの数、どのくらいだと思いますか?
なんと2,000種類というデータがあります。

知らぬ間に意識せずに体に取り込んでいる。というわけです、

だからこそ、その香りをすこーし意識してみると、ライフスタイルそのものが変わるかもしれないよ
そんなふうに思っています。

私たちの脳の仕組み上、五感の中で最も早く、一瞬で脳に届く感覚なのです。人間が動物として生きるために備わっている。
そう考えるとまた香りへの見方も変わってくるかもしれません。

だからこそ香りは見えないけれどとても大切。
強烈なインパクトも与えるし、そもそも匂いがなければ食べ物も味わえない。

丁寧に香りを重ねる。
今日は何の香りにしようかな。

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