【掌編小説】頭の悪い虫

 一年間同じ蜘蛛の巣に引っかかり続け、そして結局食われることのなかったその蝶は、蜘蛛が死んだ今も決まった時間に我が家の軒下にやってきては、肩を落として帰っていきます。

(マリコからきいた話)

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