【掌編小説】つぎはぎ

 三日前の夜、天井裏に薬を撒いて、長年棲みついていた鼠たちを皆殺しにした。
 一昨日の夜、天井裏で大勢の何かが、一心不乱に念仏を唱えていた。
 昨日の夜、天井から白い灰がこぼれ落ちてきた。
 今日の夜、天井から紙切れが落ちてきた。
 明日はない、とのことだった。

(……コからきいた話)

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