【掌編小説】尾と舌

 ××さん家の奥さんが夕飯の支度を始めると飼い犬が怯え出すのは、我が家だけではなかったらしい。
 しかし、今さらそれを知ったところで、飼い犬の怯えた顔を見たくて夕暮れを心待ちにしている私は、もう手遅れなのだろう。

(……コからきいた話)

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