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元うつ病患者が教える前向きポジティブ精神のつくりかた

みなさん、こんにちは。つじです。

毎月月初に起こる貧血や腹痛を乗り越えて少し体が元気になりました。昨日から体調を崩していたのですが30時間程度寝たのでさすがに元気です(笑)睡眠って素晴らしい!

以前は「無駄に寝てしまった」と罪悪感を抱いていたのですが、最近は「体が睡眠を必要としていたんだ」と割り切れるようになりました。超前向き。

今回は私の前向き精神の話です。

私は会社員時代、上長に「年中正月気分」や「パリピ」と言われたことがあるくらい前向きな考えを持っています。ですが、29年間この前向きをキープしていたわけではなく、元々は暗黒の時代と名付けてもおかしくないくらいのネガティブ精神を持っている人でした。

ポジティブ精神な今も周りにはネガティブな人は多く、非常に勿体無いと感じることが多々あります。で、ちょっとでもポジティブな人が増えることで世の中は明るくなるし、その人の人生も楽しくなるのでは?と思い、このテーマでnoteを書くことにしました。

今回は、私の過去のネガティブだった原因から、ポジティブ精神を保つコツまで書いていきます。一人の人間の参考例としてぜひ読んでください。

暗黒ネガティブともみのマインド

こんなアホらしい見出しをつけましたが、内容はいたって真面目です。

17歳〜19歳まで思春期をうまく乗り越えられなかったことや、家族とのコミュニケーション不足などが祟り、うつ病を患っていました。病院でお医者さんが両親に「お嬢さんはいつ自殺してもおかしくない状態なんです」と言ったのを今でも覚えています。

生きるのも楽しくない。自分を助けてくれる人もいなければ愛してくれる人もいない。誰も私の心の内を分かろうとしてくれない。そんな心境で19年間を過ごしていたので、人生も楽しくありませんでした。

今や思い返せないくらいポジティブなってしまったので、覚えている限りのことのみ書くことになってしまいますが…

そんな私の当時のマインドや行動は以下の感じでした。

・私の心の内をを分かってくれる人は誰もいない
・自分は幸せじゃない
・世の中楽しいことなんて何もない
・頑張る意味なんてない

思い出せる限りはこんな感じです。
※因みにうつ病は気づいたら乗り越えてました。

不幸自慢は非生産的なのでここまで。そんな私がなぜ乗り越えられたか書いていきます。

ネガティブを乗り越えた方法 第1段階

明日いきなりポジティブ精神を作ってください!前向きな人になってください!というのも非常に難しい話だと思います。

しかし、内心「できるんじゃねーの?」と私は思っています。前向きな人に変身をすると考えると難しいかもしれませんが、前向きになるための行動をすると考えれば今すぐできます。

人生の中でさまざまな経験を重ねて学ぶうちに、私は以下の内容を大切にして生きるようになりました。

・「何となく」禁止。相手に伝わる言葉で話すor説明する
・「自分の考えは言わないと分からない」と決めてしっかり伝える
・他人のせいにしない。自分で変えられることは変えていく

大切なことなので順を追って説明していきます。

まず「何となくは禁止」について。これは私が大学に入学してすぐ(当時22歳)のときに先生から言われた言葉です。

課題の意図や好きな音楽の話題について、なぜ好きなの?どこが良いと思った?なぜそうしたの?という質問を受けたときに「何となく」と答えたことがありました。そのとき先生は私に

「何となく」はダメ。考えや理由を人に分かる言葉で説明をしないと、人と仕事はできないよ。

とアドバイスしてくれました。当時、この言葉が大きく心に響いたのを今でも覚えています。言葉で説明をすることでコミュニケーションも円滑になり、自分の気持ちと向き合う時間も自然と増えました

2つめの「自分の考えは言わないと分からない」と考えるようになったことについて。

思春期によく周りの人に「察してよ」と言っていましたが、人生の中で大きな失敗をした経験をしたことがきっかけに、私は察してもらうことを求めるのをやめました。
(失敗の内容は大っぴらには書けず…。すみません)

また、人は言葉でコミュニケーションをとっていても認識に齟齬が起きます。例え家族でもあっても違う人間同士。自分の考えは言わないと伝わらない、分かってもらえない。しっかり伝えることを心がけていると円滑にコミュニケーションは進み、精神的に楽になるんです。

自分のことを誰かに理解してもらうためには、コミュニケーションをとるのが大切。しっかり話すことで仲良くなれなかった人と仲良くなれる、ということもあると思います。因みに私はしっかり話すことを心がけた結果、父と仲良しになれました。

3つめの「他人のせいにしない。自分で変えられることは変えていく」ということ。難しいと感じることもあるかもしれませんが、非常に大切です。

まず、人にリモコンはついていません。思い通りに動かないのが人間です。また、私たちをとりまく多くの環境も同様です。しかし、自分自身はどうでしょうか?髪型や服装はもちろんのこと、持ち物や職業は自分の思うように変えられることが多いですよね。

ちょっと嫌なことが起きたとき。環境が変わったとき。自分は悪くないと思うことがあっても環境を変えるのは大きなパワーを使います。

雨が降ったら傘をさせば良い。外から出なければ良い。お金がほしいなら仕事をすればいいし投資をしても良い。可愛くなりたいなら髪型や化粧を変えればいい。

でも、雨をやむのを待つのは時間がかかるし晴れの儀式なんてやれない。お金が欲しくて盗んだりしたら犯罪です。可愛いって言われたくて無理やり人に可愛いって言わせるのも労力を使いますよね。

無駄な労力を使う暇があるなら、自分を変えるためにそのパワーを注げばいい話です。自分が変われば周りも少しずつ変わっていくはず。

それでもなかなかポジティブになれない?では、第2段階にいきましょう。

ネガティブを乗り越えた方法 第2段階

もしかしたら第2段階の方が簡単かもしれません。しかし、簡単なゆえに効果はあまりないの…かも。ここからは私がポジティブをキープするために心がけていることを紹介していきます。参考にしてみてください。

・ネガティブなことを言わない
・ポジティブな歌詞の歌を聴くor歌う
・うまくいかない理由ではなくうまくいく方法を考える
・時間や効率を重視して生活する

分かる!と思うものもあれば「なぜ?」と思うものもあると思いますが、順を追って解説していこうと思います。

まず「ネガティブなことを言わない」という内容について。なぜネガティブなことを言わないほうが良いか?それは、自分が誰かに発言した言葉を一番重く受け止めるのは言われた人ではなく、言った本人だからです。

例えば、人に何かを教えているときに「自分も気をつけよう」と再認識した経験はありませんか?これって実は、相手に対して言った言葉を自分も受け止めているということなんですよね。

また、メンタルは空気感染します。どうせ空気感染をさせるのであれば、ネガティブよりもポジティブを空気感染させましょう。

2つめの「ポジティブな歌詞の歌を聴くor歌う」ということについて。1つめと同じような言葉のマジック的なものです。普段から耳にいれていく言葉や発する言葉をポジティブにするだけでも気持ちの持ち方はかなり変わります。

因みに私のおすすめのアーティストはmoumoonです。

avexに所属するアーティストですが、前向きな歌詞が多く、私もよく聴いて気持ちを奮い立たせています。

落ち込んだときやパワーを入れて頑張りたいときにとてもおすすめです。カラオケで一緒にいる人を元気づけたいときに歌うのも良いかもしれません。

他にもポジティブな曲はたくさんあると思います。自分の好きな歌を聴いて元気をもらいましょう。

3つめは「うまくいかない理由ではなくうまくいく方法を考える」ことです。

仕事でも何かがうまくいかないときに「何がダメだったか」の原因を調査して対策をする、ということが多いと思います。

この行動が必要になることもありますが、いい気持ちをすることは少ないはずです。過去は変えられないが、未来は変えられる。それなら、未来を良くするための方法を考える方が気持ちが良いと思います。

4つめは「時間や効率を重視して生活する」ことです。私たちが寝ている間や仕事している間、時間は刻一刻と過ぎています。その時間を悲しみや苦しみ、ネガティブな気持ちに使うのは非常に非効率ではないでしょうか。

このネガティブな感情を考えてもメリットはないし、効率が悪い。と割り切れるようになると、自然と有意義なことに時間を使えるようになります。

それでも時には嫌なことに目を向けなければいけないときもあると思います。その嫌なことは「時間の無駄だからとっとと片してしまおう」と思って向き合えば余った時間を別のことに使えます。

また、どうしても嫌なことは断る勇気を持つこともとても大切です。因みに私にとって人生の中で最も無駄な時間は何もせずに悩むだけの時間です。悩んで解決できないなら行動するべし。時間は有意義に使いましょう。

ネガティブを乗り越えた方法 最終段階

長くなりましたが究極の方法も紹介します。悟りを開く…などではありませんが、この最終段階はネガティブになったときに立ち直るor受け入れる方法も含まれています。

・全ての失敗には意味があると認識する
・休むことを悪いことだと思わない
・失敗も苦労も全部ネタにしちゃう

この3つは生きていく上でとても大切だと思います。

まず「全て失敗には意味があると認識する」ということ。人は誰でも失敗をします。私ももちろんたくさんの失敗を重ねてきました。ですが、失敗は成功のもとという言葉の通り、失敗をしたからこそ前進をする、ということもあります。また、失敗から何かを学んだ経験がある人もいるでしょう。

なにかに失敗したときは「どうしてだろう」とネガティブにならずに「この失敗は私に何を教えてくれたか」を考えてみてはいかがでしょうか?また、一瞬でも失敗を恐れずに行動をした自分を褒めてあげてください。

因みに人生の一番の失敗は「失敗を恐れて何もしない」ことです。

2つめの「休むことを悪いことだと思わない」という内容について。人は万能ではありません。疲れて動けないときもあれば、精神的にどうしても立ち直れない時はあると思います。そういうときは素直に休んで良いです。

休むときは「明日元気になるために休むぞ!」と気合をいれて休んでみましょう(笑) 未来のためのエネルギー回復だと思えば、休むのもきっと悪いことだと思わないはず。

休んで元気になったら「この状態ならここまでならできる」とちょっとずつ行動していくのも時間を有効活用できて良いと思います。

そして「失敗も苦労も全部ネタにしちゃう」ことも大切です。

生きていると、人には言えない失敗や苦労を経験することがあると思います。でもその失敗や苦労があったからこそ、いまのあなたがいるのではないでしょうか?

私も病気をしなければポジティブになれなかったと思います。そして、その経験が地球の誰かの勇気に繋がることはきっとあるはず。

嫌だったことや後ろめたいこと。これは全部あなたの功績です。世の中無駄な経験なんてありません。今すぐじゃなくても良い。失敗や苦労は全部ネタに、そしてパワーに変えて強く生きましょう。

すべての人が前向きになれる世の中に

年中正月気分なパリピ女子のポジティブ精神の保ち方、みなさま参考になったでしょうか?

ポジティブな精神を保ちつづけるのは最初は難しいことかもしれません。ですが、続けていくことで段々クセになっていきます。また、自分がポジティブになると周りもポジティブになっていくため、後ろ向きな人はどんどん離れていくはず。

ただ私がポジティブでいたいのは元気になりたいからではなく、時間を有効活用したいから。全力で生きていたいから。それだけです。でもそれでも良いと思います。

少し元気がないときも、ちょっと休んで早くポジティブになりましょう。そして楽しい毎日を過ごしてください。

この記事が少しでもみなさんの役に立てば幸いです。それでは、また。



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