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サウジアラビア旅行【Day2:ダンマン→ホフフへ 】

●サウジアラビア人の家族連れをこっそり撮影

サウジアラビアでの1食めはシーフードレストランでした。向かう途中で、ペルシャ湾が見えます。

道路の横の芝生エリアでは、サウジアラビア人の家族らしい人達が何組も座って談笑してます。

サウジアラビアでは、「女性の姿を撮影してはいけない」と言われていたので、バスの車窓からパチリと撮りました。

男性は白い長い服を着て、女性はアバヤ(黒衣)と髪に黒いスカーフを被っています。でも、家族と一緒だからでしょう、顔は出してます。

家族とくつろぐサウジアラビア人女性

こちらの家族も、男性は白く長い服、女性はアバヤ(黒衣)と髪に黒いスカーフ、小さい子ども達は普通の服装で、のんびりしてました。

この時点では、まだサウジアラビア人女性を沢山見かけていなかったので、私自身が結構緊張していたんだと思います。
「なんだ、日本と一緒だな~」と、なんとなくホッとしながら見てました。

ペルシャ湾のそばでのんびりする家族連れ

●ペルシャ湾を望むシーフードレストラン

そしてシーフードレストランに到着!内装は青を基調としていて、大きなガラス窓からはペルシャ湾がよく見えます。

レストラン入り口付近のカウンターには、様々な魚やカニ、エビが氷の上に置かれています。

ツアーメンバー全員が座れる大テーブルに案内してもらい、各自に前菜が運ばれました。

ムール貝、揚げたイカリング、パセリサラダ、ナスを焼いてペースト状にしたもの、フモス(ひよこ豆のペースト)など7種類も!

前菜7種類

パセリを刻んだサラダが甘酸っぱいドレッシングで和えられていて、爽やかでとても美味しかったです。

私はとても大好きになり、その後もあちこちのレストランでパセリサラダを好んで食べてました。

日本だと、パセリは「単なるのお皿の彩り」として扱われてますが、栄養価が高いし、私は必ず残さず食べてました。でも、美味しいと思ったことはなかったんですが、このパセリサラダは美味しい!帰国しても作って食べたいと思ったほどです\(^o^)/

フモス(ひよこ豆のペースト)は元々大好きだったんですが、ナスを焼いてペースト状にしたものもしっかり味がついていて美味しかったです。

そして、カニの殻に入ったカニグラタン風や、グリルしたエビや魚の切り身が次々にサーブされました。いやー、美味しいです。

●サウジシャンパンとコーヒー

食事の最初に、サウジシャンパンも出ました。

サウジアラビアは敬虔なイスラム教国なので、アルコールは一切ダメ。サウジシャンパンとは、リンゴジュースを炭酸水で割ったものです。このお店では、薄切りの果物やハーブが入ってました。すっきりしていて飲みやすかったです。

サウジシャンパン

前菜でお腹いっぱいだったのに、シーフードのグリルでお腹はパンパン。でも、デザートもペロリと食べました。左の緑色のケーキはピスタチオ、右はチョコレートケーキでした。

デザート

デザートと一緒に、サウジコーヒーもサーブされました。小さいカップに少し入れてもらったものは、普通のコーヒーというより、香辛料の聞いた温かい飲み物、という感じでした。
その後のサウジ滞在中、何度も振る舞われました。

小さいカップに入ったサウジコーヒー。香辛料の色が強い。

レストラン入り口から。右が、魚介類のディスプレイしていたカウンター。ウエイターはすべて男性でした。

左にお客さんの女性が写ってますが、女性だけのグループも食事に来ていました。「女性だけでも来れるんだ…!」と思った瞬間です。

ペルシャ湾を望むバルコニー席!

●トイレ休憩はモスクで

食事後は、1泊めのホテルがあるホフフへ。2時間30分近くバスに乗ります。砂漠の中の道路を進みました。

巨大な鉄塔が何本も建ってます。延々と電気を送っているようです。

途中でトイレ休憩。トイレはモスク(イスラム教の礼拝堂)で借りるのが普通だそうです。

アラビア語でモスクは「マスジド」と言うらしく、英語でFemale Masjid & (W.C.) と書かれてました。
女性トイレは、男性トイレよりも奥まったところにあります。ここのトイレの裏手は砂漠。

ちなみに、写真には写ってませんが、砂漠のはるか遠くの方で、ラクダ10頭近く歩いているのが見えました。看板の後ろぐらいに見える白い物体は、水タンクです。

女性の礼拝堂とトイレ

こんな小さなモスクがあるのは、道路横にある雑貨店の一角でした。

雑貨店、いわゆるコンビニみたいなお店

●ホテルの部屋に湯舟があったものの…

そして、日が暮れる前にホテルに到着!
自分の部屋へ行き、シャワーのお湯が出るか?トイレの水は流れるか?などチェックしてから、ほっと一息つきました。

一人で使う部屋にしては非常に広くて、手前に12帖ぐらいのリビングルーム、バスルーム、10帖ぐらいの寝室と1LDKでした。

最初にアサインされた部屋がメイン道路側で、寝付きの悪い私にはちょっと車の往来の音が大きすぎました。ダメもとでリクエストしたら、ラッキーなことに別の部屋に変えてもらうことができました。

その部屋には、なんと!湯船がありました。サウジアラビアの場合、高級ホテルでも湯船がなく、シャワーだけの部屋になると聞いていたので、嬉しかったです。

ところが…。
シャワーを浴びるために湯船の中で立つと、湯船がパキパキと音がします。ペラペラの薄いプラスチック?みたいな素材なのか、タイルの上に置いてるだけで安定しないためか、立っただけの私の体重が支えられないのか、今にも湯舟の底がパキッと割れそうです。

そして、湯舟には大きな文字で「Made in China」とありました!

湯舟の底を割らないように、ドキドキしながらシャワーを浴び終えました(笑)

右側の赤い丸のところに、大きな文字でMade in China!

夕飯はホテルでブッフェ形式で頂きました。

成田からの長時間の飛行機と、観光とバス移動で疲れてたので、すぐに寝ました。おかげさまで、車の往来の音はほとんど聞こえず、ぐっすり眠れました。


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