見出し画像

遠回りしか出来ないけれど。【ポートフォリオサイトを作りました】

■Tomomi Isa|Travel & Photography

書くことで生きていきたいと思って、実際に文字を書き始めたのは、今からちょうど3年くらい前のことだった。

初めて手に入れた「ライター 伊佐知美」という名刺。

そこから徐々に増えていく、「◯◯編集部」「◯◯編集者」「◯◯記者」「編集長」「サロンオーナー」という肩書たち。

文字が書きたい。
文章を綴りたい。

誰かの心を動かすというよりも、まずは私自身の渇いた、切望しているであろう。何かを求めて求めて、足りなかった心たちを。

満たすため。
書いて、書いて。

書くことで生きていく方法は、出版社に入社するか、それとも小説家になるか、それくらいしか知らなかった私が、ウェブの記事に触れて、ワードプレスを触って、使い方を知りもしないCMS、HTMLをさも知っているかのように、いじって、いじって。

気が付いたら「単著」と呼ばれる書き下ろしの書籍が出来上がりそうになっていた、2017年1月のはじめのこと。

出会ったすべての人たちに助けてもらいながら。私自身は、まだ何もできないまま。

けれどどうしても旅に出たくて、写真が撮りたくて、体を動かしたくて。

あれれどこへ行くのかしら。

私自身が一番強く、思っている。

けれど私は、これが一番の近道だと本能で知っていた。

いえ。もっと早く行ける人はいるでしょう。もっと効率的に、もっと近道を。何を無駄なことを、と思っている人がたくさんいるのを、私は心の隅で、しかと受け取る。

しかし、けれど、でもそれでも。

私はもう一度、もう一度遠回りを決めていく。

写真が撮りたい。

美しい風景を、その時に見た景色を、感じた気温を、雑踏を、心打つ艶やかな色彩を。

とどめておくことが、将来の何につながるのか私は知らない。けれどどうしてもそのまま見送ることが出来なくて、5000枚、10000枚、30000枚と、街を過ぎるごとに増えていく写真の数。

あぁもう一度。夢を追いかけてもいいならば。

「ここがしっくりきそう」「しっくりくる未来がほしい」と思えたならば。

目指してみても、いいかしら。

ライターです、と名乗れるようになるまでに、私は短くない月日をかけた。「名乗ったもん勝ちですよ」と言われても、「私なんかが」「まだもう少し」「あと1ヶ月、2ヶ月経てば」と、認めてあげることができない日々。

あぁそれでも。

カメラマンです、フォトグラファーです、と胸を張って言える日が来るかもしれないなら、まず形だけでも、作ってみましょうかとお正月に手を動かす。

やればいいだけ、一歩踏み出してみればいいだけ。知ってる、知ってる。もう一度、あの軌跡を。今度は2回目だから、前より少しは早く歩けたりするかしら。

今更だし、ばかみたいだけど作ってみました、ポートフォリオサイト。

ふふふ、ふふふん。

まとめるだけで、楽しかった。手を動かすこと自体を、時間を費やすことを、少しくらい眠いのを、目が疲れたのを超えて作業が続くのならば、もう一度やってみることを許してあげて、いいかしら。

お時間あったら、見てみてね。いちばんさいしょは、私の、私による、私のための、撮りためた写真と記事を、まとめておいてあげる場所。

1年の1%が、今日また過ぎゆく、新潟の夜。

Tomomi Isa|Travel & Photography


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

いつも遊びにきてくださって、ありがとうございます。サポート、とても励まされます。

毎日文章を、書くね。できれば歌を歌うように。ありがとうございます。
30

伊佐 知美

世界一周の旅とことば。旅と写真と文章を愛してる。2016年4月から地球を放浪しています。

ともみの部屋 #2

伊佐知美の、世界一周の旅とエッセイ。2016年10月〜
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。