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東大のERATO万有情報網プロジェクトの研究発表フォーラム に行ってきた

友人のアーティストの長谷川愛さんも所属している東京大学の川原圭博教授のERATO万有情報網プロジェクトの研究発表フォーラム に行ってきた。convivialという自立共生 を掲げた先端技術研究プロジェクト。
川原先生や筧先生の行なっている無線給電の研究開発や、ソフトロボティックス、anrealage とのコラボしたソフトモーター応用のドレスやひゃくとりむしの動きを応用したロボット、テクスチャの違ったディスプレイや、再構築可能なマテリアルでの3Dプリンタなど。
深センで弾丸で研究している品をマニュファクチュアに実際行って短時間で作ったプロジェクトも面白かった。

とにかく作ってみて、リアルな社会に対話させて、社会に実装して研究にアダプトさせていくフレキシビリティーがありながら面白い研究をされていてとても興味深かった。
無線給電のデモも見た。見えない空中の電力がビジュアライズされる不思議な体験。

川原先生も筧先生にも、ロンドン時代とインドでの展示でご一緒したことがあり、そこから当たり前だけど更なる進化を遂げられていて素晴らしいなぁと思いました。
私もこれから東大の別キャンパスでだけど仕事で関わっていくので、これから何かご一緒できたらいいな〜、なんて。

愛さんが今行なっている研究である、スペキュラティブデザインを考える ツールキットについての発表も面白かった。
スペキュラティブデザイン自体は、オルタナティブな未来を想像するデザインだけれども、それを理系/工学系の最先端研究の実装していくチームの中に入って皆と未来のifを考えていく役割として活動しているのが面白いなーと思って。
社会的影響力の強い、理系の最先端技術分野に関しては、社会を取り巻く未来の環境を想像する、ユートピアとデストピアの両方の視点から考察するのは非常に重要だしそこに意義がある。

他の基礎研究のプレゼンテーションやデモの発表もあり、非常に面白かった〜!やっぱり色んな研究している人に会って話を聞くことほどインスピレーショナルなものはないねー。


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