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Shibuya QWS のイベント 「幸せな老後って何だろう?」に行ってきた

Shibuya QWS のイベント
「幸せな老後って何だろう?」に行ってきた。
モデレーターは慶應メディアラボ教授の南澤さん。登壇者は東大先端研でお年寄り向けのVRプロジェクトに関わっている登嶋健太さん。イッセー尾形事務所/カフェ楽ちん堂をやられている森田清子さん。
介護のコンサルと実践を行われているMediva 大石佳能子さん。渋谷区副区長の澤田伸さん

シニア向けのサービスや実装の実際の現場の方ばかりで生の声が聞けておもしろかった。

やはり日本は、特に2020後の超少子化社会に向けて、国自体もかなり高齢化社会についての問題に取り組んでいるようで。

面白いと思ったのは、

●今ある本来の血の繋った家族だけでなく、拡張家族、世代を超えたシェアエコノミー的な家や価値観の変容が求められている
●60歳となっても老人と認められることに抵抗を感じている人もいる
●自分の家族や職場以外のコミュニティがあるかないかが認知症発症の割合が変わる。多コミュニティがある人の方が少ない。
今の日本では他の先進国と比べてこのような多コミュニティとも接点が非常に少なく、孤独な老人が増えると認知症になりやすい人も増えてしまう。
●コストがかかる事なので提供する満足度も大事だしビジネスの観点からもサステナブルにしていくべき
●テクノロジーやデザインで改善できる点はまだまだたくさんある

などなど。

ちなみに私も働いている東大のマイルスの研究所もこのQWSのというアカデミックと外のコミュニティをつなぐ、クリエイティブ・ビジネスインキュベーションプロジェクトに参画してるらしく(大学全体がって意味で)、知らずに行ったら知り合いの方にもお会いして良い機会だった。

SDGsにしかり、高齢化社会の問題にしかり、コミュニティとテクノロジー、政治や価値観の変容など、実際に取り組まれている事を、現場の視点から得られて興味深かったです。


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