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サーキュラーバイオエコノミーのディナーイベントに行った

日本サーキュラーバイオエコノミー推進協会という Kira Ryoさんらが中心に活動されている会のディナーミーティング。
新エネルギー産業開発総合開発機構で海外技術情報分野の研究員をされている藤島さんと、東京大学農学生命科学研究科の准教授をされていて、one earth guardianの五十嵐さんのお話。
地球温暖化対策の最先端の分野で活躍されている方のお話だったので強く印象に残った。

例えば
●SDGsの項目に取り組んでいるかどうかが会社の株価を左右する時代になった
●日本が政権交代した時に研究予算を削られたり、他にも政治的な動向や国としての国際会議でのプレゼンスがこの環境保全系のバイオテクノロジー系の研究の進展に大きく関与している
●フィンランドでは教育の一環として、これからの代替食としてコオロギを食べる授業を作ったりしていて、議論を醸している
●ヨーロッパと比べてサステナブル教育が遅れているのでもっと浸透させたい
● 全バイオ素材でできたヘッドフォン
●CO2を取り込む家庭用の1千万円規模でするような機械が欧米の裕福層の間で結構売れてる
●アメリカは軍事もグリーンエネルギー(どういうこっちゃw)
などなど、色々新しく知る情報があった。

今回のオーガナイザーのきらさんがファッション業界出身ということもあり、カテゴリーの中で二番目に環境破壊を助長しているというファッション業界の方々が集まっていた事が非常に印象的で。
そこに加担している事も知りつつ、ファッションビジネスに関わる人たちがどのように考え、ファッションをとりまく環境自体をサステナブルにしていくかに皆関心が高くある。

北欧/ヨーロッパはこの手のサステナブルなサーキュラー・バイオエコノミー研究が盛んであるけれども、また日本は状況が違うんだよね。
日本も先進的に昔から、彼らよりも取り組んでいる事もあるし、あとライフスタイルが違いすぎる。

北欧よりも日本は情報や賑わいが多いし、多分日本ではエンタメや楽しさという価値に繋げないとなかなか生活の中に取り入れていく事は出来づらいかもしれない。
あと、やっぱり次の世代への教育は重要だと思った。有機的なマテリアルの開発等も重要だし、あと使う側の意識やモノの使い方や体験の工夫も重要な気がした。

ただ、このサステナビリティ項目に関しては、ブームに終わらせられない項目だと改めて感じて、サステナブルに考える事をサステナブルにしていかないと専門家の方の話を聞いて強く思いました。

皆の事を紹介する時間があったり、ご飯を食べながら、アットホームな感じでカジュアルに新しい方とお会いするという形式も楽しかった〜。
かなり色んな方と繋がりが出来て、ナイスオーガナイズでした!!キラさんお誘いありがとうございました!


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