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全盲の先生の熱意〜生徒も生涯におけるいいエネルギーを得られるのかも。渋谷キャストの超福祉展のトークセッション

偶然行った渋谷castであった超福祉展の日常を体験をしよう展のトークセッションが面白かった。
登壇者はNPOピープルデザイン研究所代表の須藤さん、沼津北高校の高校教員として働かれている全盲の大胡田さん、埼玉の白岡高校高校教員で全盲の金沢さん、ソフトバンクのCSR部の木村さん、文部科学省の柳沢さん、東大の先端研人間支援工学准教授近藤さん。

私は途中から参加したのだけど、全盲の教師の大胡田さん、金沢さんの実地の話やソフトバンクでのマイノリティー雇用についての話が面白く。

私個人は働き方改革や、社会における熱意の創造に興味がある人なので、この辺のトピックが聞けてラッキー。

周りの職員がヘルプしないと授業ができない点が大変だが、生徒に勇気を与える存在として非常に生涯心に残る存在になるとか。
生徒がマイノリティー固定観念を持たなくなったり、職員自体も周りが皆で助けるようになるので、職場の雰囲気が良くなるとの事。

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企業で障害を持った人々を雇用する場合、ショートタイム制度というのがあり、週20時間以内の労働力というのが壁になる。
基本的には業務の一部を任せたりという事が主。それでもその制度を導入した後の職場からのフィードバックは良くなったとの事。
ショートタイムワークアライアンスを設定したりして適切な業務を分配するのが鍵。
うつ病で引きこもっていた人を、こういったパートタイム制度を使って普通の生活に徐々に戻し、フルタイムで働けるようになるまで回復したというケースもあったとの事。

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文部科学省の柳沢さんのお話も面白く。国として障害者活躍推進プランというこう計画のもと国も積極的に取り組んでいることがわかり興味深かった。

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私的には、サポートが必要になるので現場は大変かもしれないけど、全盲の高校の先生たちの熱意が良いなと思いって。向上心や希望がいっぱい。気持ち的な部分でいい影響を与えられる存在なんだと思う。
確かに生徒にとっては非常に一生の心に残る先生の一人になるんだろなと思い、良い流れだなと思った。
今自分自身の高校生活を振り返っても、個性の強い先生の方が深く印象に残っているよね。

たまたま通りがかったレベルで行ったトークセッションだったのに非常に良い知識を得られた。


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