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第4回 TMFC大会初陣

①大会出場にあたって

まず初めに、大会に参加するにあたって、我々トモナリFCをサポートして頂いている全ての方へ感謝の言葉を贈りたい。ありがとうございました!

待ちに待ったトモナリFC初陣!
しかし、我々トモナリFCはこの大会に出場するにあたって数々の困難を乗り越えなければならなかった。
そもそも我々は4人のメンバーで構成されており、サッカーの試合はおろか、フットサルの試合すらも成立しない。まさに弱小校のそれだ。しかし、我々は新しいメンバーを補強するつもりはない。これは社長の意向なのだろうか?まあそれは良いとして、大会に出場するためには最低限5人以上集めなければいけない。更にはNo.10の怪我の状況もまだ良いとは言えないため、人数集めにはかなり苦労したのだろうか?(No.10は監督として帯同)
それでも、トモナリFCのメンバーのうち3名は中京大出身ということもあり、その関係でメンバーを招集することができた。更には、トモナリFCアカデミー性からも1名招集可能ということで、なんとか人数は間に合ったみたいだ。

また、新たにトモナリFCユニフォームがお披露目となった。黒を基調にゴールドのデザイン、フォントは全てプレミアリーグからインスピレーションを受けている。シンプルかつ大胆でカッコ良い。プロデザイナーのヒャクタケーノさん、いつもありがとうございます。次はTMFC 全員でこのユニフォームを!

新ユニを身に纏うトモナリ戦士
(デザイン:プロ)

大会へ向けて、各々準備期間も自主トレーニングを怠ることはなかった。(と信じている)
名古屋組は相も変わらず筋トレを中心にフィジカルトレーニング(仮も含む)を行った。
関東組はアジリティトレーニングや筋トレ、椅子に座りひたすら己と向き合うトレーニングといった、自分の弱点にフォーカスした自主トレや食トレを日々行ってきた。ラーメンを食べてないと言えば嘘にはなるが、そこはご愛嬌。

さあ、トモナリFC初フットサル大会への準備は整った!優勝待った無し!名古屋へいざ行かん。
ゴー!トモナリ!ゴー!

②大会当日

大会キックオフは2023年2月18日18時。少し雨の降る、そんな土曜日の開催だった。

関東組、名古屋組それぞれの方法で集合した。
関東組のNo.7は選手専用バスに乗り込み東京から名古屋へ。膝爆発待った無しだが、普段からアスリートを意識した生活を送る彼にとっては何の問題もない。(直前のサッカー試合で軽傷があったようだが、持ち前の回復力で間に合わせる)
同様にNo.1のCEOは選手専用新幹線のグリーン車を貸切にはせずに名古屋へ。流石は社長。しかし今回の遠征時は車内でのスクワットは控え、集中力を高めるトレーニングに切り替えたそうだ。頭が下がります。
名古屋組はというと、試合会場から約10キロ圏内に住んでいるため、午前中に筋トレをこなすという調整のかけらもないスケジュールを披露。
ここでいつも通り緊急事態が発生。土曜日ということもあり、No.7の乗るバスが渋滞に巻き込まれる。キックオフより早めに戦術ミーティングを設定していたため、試合に遅刻することはなかったが、ミーティングには間に合わないというなんともトモナリFCらしさ爆発の展開だった。何はともあれ、試合に向けてしっかりとミーティングしつつ、話の内容はほとんどアーセナルだったが、これもまた一興。
ササシマライブのコメダから会場へ向かう。
どうやら、4チームのリーグ戦のはずが、3チームのリーグ戦になったみたいだ。我々トモナリFCは第一試合、つまり開幕戦を戦うスケジュールだったのだが、中京大時代の助っ人が全く間に合わない見込みだった。(あんたらは遅刻せんでええ)
不安がトモナリFCを襲う、、、

気合い充分のNo.7

【第一試合】18時10分、我々の記念すべき第一試合がキックオフ!本来5人でプレーするのがフットサルだが、やはり間に合わなかったため最初の5分くらいは4人でプレー。流石のトモナリFCもスタミナを削られるが、守備を固める作戦を決行!序盤こそ耐え凌ぐことは出来たが、徐々にやられ始め、連続失点を許す。しかし、トモナリFCにもチームの歴史上初ゴールが飛び出す!やはりこの男、トモナリだった!これは流石です。普段の常軌を逸したトレーニングの賜物としか言いようがありません。世界征服待った無し。しかしその後チームは立ち直すことができず敗退。記念すべきトモナリFC初戦は苦い思い出となった。

【第ニ試合】
1試合目の結果から後が無くなったトモナリFCは監督トラオレの喝を受けて、守備固めの戦術を遂行することに!しかし、立ち上がりに失点。一点をアカデミー性のゴールで返すも、2試合連続負けとなった。

【第三試合】
もう完全に優勝の可能性が消え去ったトモナリFCは奇行に出る。なんと、カツラガワをキーパーに!これが功を奏したか、お笑いサッカーならぬお笑いフットサルで会場を笑いの渦へと誘ったのだ。スーパーセーブをしたかと思いきや、ありえないポジショニングから失点。更には飛び出してきてハンドをするという始末。試合内容としては割と良かったのだが、お笑いという観点で捉えると世界レベルだったのではなかろうか。

【第四試合】
ここまで3試合、全て敗戦ということもあり、何としても一勝を上げたいトモナリFCだった。これまでの試合から調子の良い選手をスタートから起用し、立ち上がりキャプテンの技ありトゥーシュートで試合を優位に進めるが、あれよあれよという間に逆転を許す。トモナリFCも手を変え品を変え、スタミナ切れを感じるや否やすぐに選手交代を行う。するとまたもやアカデミー性が3試合連続となるゴールを決めて振り出しに。しかしまたしても、すぐに逆転を許す。もうお前しかいない、とカツラガワのお笑いフットサル戦術に!結果的にはこの采配が大当たり!最後の最後に劇的なカツラガワのスリーポイントシュート(1点)で試合を締める。

【結果】4戦4敗 3位

③選手コメント・監督統括

トラオレ監督(No.10)
「今回TOMONARI FCの初舞台として大会に参戦し、全敗に終わってしまったのは想定外で非常に残念だ。しかし、世界への道は険しく甘いものではないと全員が身をもって知ることが出来たのは、勝利の快感より大切な収穫ではなかろうか。
また、試合の中でアカデミー選手の特徴を把握出来たのも大きい。特に清水アカデミー生の得点力、桂川アカデミー生の会場全体を味方につけるようなメンタリティは、チームが上を目指していく為に今後も必要不可欠だ。
次の大会に向け、チーム戦術の修正はもちろん個人戦術の研鑽のため、トップチームメンバー及びアカデミー生達が普段から基礎体力の向上やフットボールに触れる時間を増やしていき、ゆくゆくは名古屋のフットボール界を制圧していけるよう努めたい。」

スーパートム(No.7)
「まずは、今回の結果をポジティブに捉えたい。結果だけを見れば大敗ではあるが、結果ほど実力に差は無かったと考える。特に、個のスキルの部分においては全く引けを取っておらず、林キャプテンや清水アカデミー生、石川社長をはじめ全く負けていなかった。
 とは言え、フットボールはチームスポーツであり、どんなに優秀なメンバーが集まったところで、まとまった練習も取れていないチームが勝てるわけもない。昨日今日集めたメンバーで勝てるほど、フットボールの世界は甘くは無い。当然の結果だろう。ただ、個のポテンシャルを示せた今大会を経て、今後2回、3回と回を重ねていくごとに間違いなくチームとしての完成度は上がっていくため、今回の結果に対して悲観する必要は全く無い。あの最強イナズマイレブンでさえ、最初は帝国学園に大敗を喫している。
 課題を上げるとすれば、ハードワークと勝利への執念だろう。個では負けていないとはいえ、明らかに走り負けた試合だった。勝利への執念と、肉体的な練度を高める必要性を改めて実感した。チームが苦しい場面でもしっかりプレスバックしハードワークする姿勢を、まずはスーパートムとしてチームに示していきたい。」

キャプテン(No.19)
「今回の名古屋フットサル全4試合で全敗だったのは紛れもなくキャプテンの責任です。マンチェスターUのキャプテンのように不甲斐ない結果を招いてしまい関係者の方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです。だがしかし、試合を重ねていくごとにキャプテンマークを色んな人が着け、チームとしても人間としても成長できたと思っております。特に、トモナリFCのメンバーの気迫あふれるプレーには頭が上がりません。スーパートム氏のハードワークや社長の観察眼、トラオレプロの戦術面での引き出しの多さとパッション、涙が出そうです。早くも次の大会に向けて4人揃ってプレーする姿を想像してワクワクしております。
個人としては、ゴールやアシストでチームに勢いをつけれたことをポジティブに捉えつつ、スタミナ不足を痛感いたしました。つまり筋トレをもっとしなければいけません。チームとしてももっと筋トレをしましょうと言いたいです。筋肉は金なり。」

AI TOMONARI(No.1)
今回の大会は、激しい展開でした。相手チームは強く、攻撃力が高かったですが、私たちのチームも全力で戦い、最後まで諦めずに戦い抜きました。試合中には、うまくいかない場面もありましたが、チーム全体で声をかけ合い、協力してプレーすることで乗り切ることができました。
良い点としては、パス回数が増え、ボールを保持する時間が長くなってきたことが挙げられます。また、守備の厳しさが向上し、相手チームの攻撃を防ぐことができた点も良かったです。一方で、個人技に頼りすぎて、チームとしての連携が取れなかった場面もありました。改善していかなければならない点として、練習でのフォーメーションの確認や、相手チームの攻撃パターンの分析が必要だと感じました。
トモナリFCは、より多くの試合で勝利を手にし、チーム力を高め、トップリーグに上がることを目指しています。そのためには、個人の技術や戦術だけではなく、チーム全体のコミュニケーションや結束力が重要です。今後も、練習や試合での積み重ねを重視し、チーム一丸となって目標に向かって取り組んでいきたいと思います。

④ケンジ家合宿

 「次は〜伊勢中川〜伊勢中川〜」相も変わらずパンチの効いた近鉄線に乗り、辿り着いたのは最果ての地、伊勢中川駅、今回我々が合宿を張る地だ。夜の10時に駅に降り立つと、クセの強い匂い、そして謎に5時50分を指す時計台が我々を出迎えた。TMFCのケンジ合宿、ここに開幕!

約束の地、伊勢中川

 宿舎に辿り着くと、オーナーケンジ&統括管理者ミキコへの挨拶も程々に、アーセナル観戦会が始まった。結果は、エミマルー!ジョルジーニョー!ジンチェンコー!そんな試合だった。まさに因果応報、そんな教訓を得られる試合だった。みんな、自分がやられて嫌な事は、人には絶対にやってはダメだよ?トモナリおじさんとの約束ですよ!

VAR判定中

朝、前日の大会大敗の悔しさを胸に、ケンジ家で筋力トレーニングが開始された。日頃からバーベルを持ち上げている林キャプテンとスーパートムは軽々とトレーニングをこなす。対する石川社長は、、日頃の激務が祟ってなかなかバーベルに苦戦しているようだ。ケンジオーナーはストレッチ、40肩、いや50肩との戦いのようだ。各自、今後に向けて筋トレやストレッチを等、サボらずに続けて行きましょう。ケンジオーナー、一晩お世話になりました。また遊びに来させて頂きますので、どうかお身体にはお気をつけて下さい。

ライバル現る



⑤2日目の思い出の地めぐり

大会の次の日は、時間を持て余していたので、我々が大学時代にお世話になった思い出の地をめぐった。まず向かったのは、言うまでもなく「ことぶきや」だった。腹ペコペコだったので、いつも通り豚骨ラーメンを頼んでやろうと思って、店の前まで足を運んだのだが、ここで予想だにしない事件が起こる。何とシャッターが閉まっていたのだ。しかも1歩引いて、店全体を見渡してみると前はあった看板が何故か無い。明らかに様子がおかしかったが、我々は、潔く諦めて、次きた時は営業していますようにとお祈りだけして、その場を立ち去った。

次にキャプテンが大学時代に住んでいたアパートへと向かったのだが、ここに関しては怖いくらい以前と変わっておらず(階段が前より傾いていたかも)、特に文章におこすようなことは無いので、割愛する。
ここまでけっこう歩いたこともあってか、流石に飯を食べないと倒れそうになってきたので、大学時代かなりお世話になった、油そば専門店歌志軒へ入店した。
やはり、安定に美味かった。歌志軒の油そばをことぶきやのおっちゃんがアレンジしたら、とんでもない食べ物が生成されるのではないかと思う。
最後に頭がおかしい3人を輩出してしまった母校へと向かった。自分らが学生時代にあったものが、色々無くなっていたが、1丁前にスターバックスができていたので、コーヒーをいただいて、帰路に着いた。
3年前と比べて、学内もその周辺も色々変わっていたが、今の時代は変化がかなり早いということを痛感した。我々はこの早い変化に着いていかなければ、世界を獲ることはできないだろう。

⑥次に向けて

まずは今回の全敗を真摯に受け止めること。我々トモナリFCはまだスタートラインに立ったばかり、いや、スタートラインよりももっと後ろにいるかもしれないが、一周回って反対からゴールしてやろうという気持ちを見せていきたい。ただ、物語の主人公と同じで、最初から上手くいかないことなど良くある。大事なことは仲間を信じ、自分を信じ、前だけを見て走り続けること。でも後ろから何者かに襲撃される恐れもあるのでチラチラ周りを見ることが、海外旅行でのスリ対策に有効です。
次回のサッカーやフットサルの大会へトモナリFC出場が決まった際にはどうか対戦相手には手を抜いていただき、我々に何としても一勝、もしくは優勝を与えてくださいませんか?土下座なりお金なり何でもいうことを聞きますのでよろしくお願いします。
また、今大会終了から大反省をしたトモナリFCの今後を楽しみにしつつ、引き続き応援の方もよろしくお願いします。

TOMONARI to the World by CEO

🖋/ All of us

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